丸善のおすすめ度
太平洋戦争開戦後の文学場~思想戦/社会性/大東亜共栄圏~
松本 和也
著
発行年月 |
2020年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
22p,331p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
---|
|
|
ISBN |
9784906279180 |
---|
|
商品コード |
1031551553 |
---|
NDC分類 |
910.263 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年10月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031551553 |
---|
著者紹介
松本 和也(著者):1974年、茨城県生まれ。立教大学大学院修了、博士(文学)。現在、神奈川大学国際日本学部教授。著書『昭和十年前後の太宰治 〈青年〉・メディア・テクスト』(ひつじ書房、2009)、『現代女性作家の方法』(水声社、2018)ほか。論文「吉川英治作『宮本武蔵』における石井鶴三挿絵の基礎的研究」(『人文学研究所報』2019.9)、「昭和一〇年代の国民文学論――文学場のインターフェイス」(『日本研究』2019.10)ほか。
内容
思想戦の戦士としての活躍が期待された文学者たちは、大東亜共栄圏を謳って展開される戦局の中、国家・国民のためにどれだけ役に立てるのかという社会性に、それぞれのスタンスで向きあっていった。これまで、ていねいに検証されることのなかった太平洋戦争開戦後の文学について、同時代資料の広範な調査・分析に即して、言表された限りにおける文学者の言動や作品、評価軸の変動について考察する。2018年度神奈川大学学術褒賞作品である前著『日中戦争開戦後の文学場』と対をなす研究書。