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冥顕の哲学<2> いま日本から興す哲学
末木 文美士
著
発行年月 |
2019年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
332p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784906791989 |
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商品コード |
1029377960 |
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NDC分類 |
114.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年02月5週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1029377960 |
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著者紹介
末木 文美士(著者):1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。国際日本文化研究センター名誉教授。放送大学客員教授。著書に「哲学の現場」など。
内容
人の間の倫理の領域〈顕〉に対して、不可知の霧に包まれた〈冥〉という場所、そこには他者、死者そして神仏が息づく。日本の中世思想に由来する「冥顕」の構造をもって、現代の哲学的・思想的な閉塞状況に立ち向かう。
中世以降の日本の伝統思想を踏まえ、近代の西洋との出会いと確執の痕跡を掘り起こして、単なる追随ではなく、また独善にも陥らない新たな思考の可能性を探る。「死の哲学」と「菩薩の倫理学」を、ポスト近代の思想史に位置づけるために。