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「けいはんな」から日本史を考える~「茶の道」散歩~(けいはんなRISE歴史・文化講座 01)
小路田 泰直
著
発行年月 |
2023年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
191p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784906822294 |
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商品コード |
1035940268 |
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NDC分類 |
216 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035940268 |
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著者紹介
小路田 泰直(著者):1954年生まれ。奈良女子大学STEAM・融合教育開発機構特任教授。研究分野は 日本近代史。
おもな著書に『日本史の思想― アジア主義と日本主義の相克』(柏書房)、『「邪馬台国」と日本人』(平凡社新書)、『日本近代の 起源―三・一一の必然を求めて』(敬文舎)、 『日本史の政治哲学―非西洋的民主主義の源流』(かもがわ出版)がある。 專門分化した視線では見えないものが、地域や生活の場にはある。それを読み解くための歴史学を今は目指している。
内容
「けいはんな」とは、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる学研都市。いわば西の「つく ば研究学園都市」である。
この「けいはんな」には、難波宮も平城も恭仁京も長岡京も平安京もある。まさに古代日本の「まほろば」の地だ。
EXPO 2025を控えて、今、2000年近くこの国の中心でありつづけてきた「けいはんな」の中心性が揺らいでいる。東京一極集中が進むなか、「けいはんな」は経済的にも文化的にもその流れに吞み込まれ、中心性を喪失しつつある。「けいはんな」が中心性を失うから、この国全体が多様性を失い、モノカルチャー化の悲劇に見舞われつつある。
今、世界平和のために何をすべきかを、この「けいはんな」の地から発信する。