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収容所のプルースト(境界の文学)

ジョゼフ・チャプスキ  著

岩津 航  翻訳
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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2018年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 193p 図版28p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/フランス文学
ISBN 9784907986421
商品コード 1026638954
NDC分類 953.7
基本件名 失われた時を求めて
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2018年03月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2018/03/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026638954

著者紹介

ジョゼフ・チャプスキ(著者):1896〜1993年。プラハ生まれ。ポーランドの画家、美術批評家、エッセイスト。月刊誌『クルトゥーラ』の編集に参加し、世界各地で個展を開催。

内容

1939年のナチスとソ連による相次ぐポーランド侵攻。このときソ連の強制収容所に連行されたポーランド人画家のジョゼフ・チャプスキ(1896 - 1993)は、零下40度の極寒と厳しい監視のもと、プルースト『失われた時を求めて』の連続講義を開始する。その2年後にチャプスキは解放されるが、同房のほとんどが行方不明となり、「カティンの森」事件の犠牲になるという歴史的事実の過程にあって、『失われた時を求めて』はどのように想起され、語られたのか? 現存するノートをもとに再現された魂の文学論にして、この長篇小説の未読者にも最適なガイドブック。 * 「カティンの森」事件……第二次世界大戦中にソ連の内務人民委員部によって2 万人以上に及ぶポーランド軍将校、官吏、聖職者らが虐殺された事件。アンジェイ・ワイダ監督による映画『カティンの森』(2007)でも知られる。

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