丸善のおすすめ度
「命のヴィザ」言説の虚構~リトアニアのユダヤ難民に何があったのか?~
菅野 賢治
著
発行年月 |
2021年07月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
645p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
---|
|
|
ISBN |
9784907986810 |
---|
|
商品コード |
1033539634 |
---|
NDC分類 |
316.88 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2021年09月3週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2021/09/12 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033539634 |
---|
著者紹介
菅野 賢治(著者):1962年、岩手県に生まれる。東京理科大学教養教育研究院教授。
パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。専門は、フランス語、ユダヤ研究。
主な著書に、『フランス・ユダヤの歴史』(上下、慶應義塾大学出版会、2016)、『ドレフュス事件のなかの科学』(青土社、2002)がある。
主な訳書に、アーノルド・ゼイブル『カフェ・シェヘラザード』(共和国、2020)、ヤコヴ・ラブキン『トーラーの名において』(平凡社、2010)、レオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史』(共訳、全5巻、筑摩書房、2005~07)がある。
内容
第2次世界大戦中、ナチスの〈ホロコースト〉からユダヤ難民を救うために、リトアニアの在カウナス日本国総領事館から発給された、「命のヴィザ」をめぐる物語。しかし、そのヴィザの真の目的は何だったのか。1940年夏のリトアニアで、いったい何が起きたのか。
ニューヨークのユダヤ系機関に保管されている第一級資料にメスを入れ、「神話」から歴史の真実を取り戻し、「もう一つの脅威」をあらわにする迫真の学術ドキュメント。
「日本のシンドラー」に関する伝説は、今後、本書によって書き換えられなければならない。
◎徹底的に歴史の細部を検証する648ページ。主要関係者人名録、関連年譜、索引、参考資料を附す。
◎ブックデザイン:宗利淳一