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旧ドイツ領全史~「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く~(旧領土スタディーズ Vol.1)

衣笠太朗  著

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価格 \3,630(税込)         

発行年月 2020年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 463p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史
ISBN 9784908468445
商品コード 1031946459
NDC分類 234
基本件名 ドイツ-歴史
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2020年09月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031946459

著者紹介

衣笠太朗(著者):1988年、鳥取県生まれ。博士(学術)。専門はシュレージエン/シロンスク史、中・東ヨーロッパの近現代史、ナショナリズム史。静岡大学人文学部、神戸大学大学院人文学研究科修士課程を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了。元日本学術振興会特別研究員(DC2)。現在は秀明大学学校教師学部助教。主な業績は「上シレジアにおける「ドイツ人の追放」と民族的選別―戦後ポーランドの国民国家化の試み 」(査読論文、2015年)、「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動 」(博士論文、2020年)など。

内容

そこはなぜドイツになり、そしてなぜドイツではなくなったのか?

周辺各国の地理・歴史だけでなく、多文化主義・地域統合
安全保障・複合国家論・国民国家論・エスニシティ等
あらゆる現代社会科学の研究テーマに波及する

●カラーで紋章・旗・歴史観光ガイド ●膨大な量のドイツ時代の古写真
●時代ごとの境界・国境変遷地図 ●現統治国言語名とドイツ名を必ず併記

■オストプロイセン 歴代君主の戴冠地ケーニヒスベルクを擁すプロイセンの中核
■ヴェストプロイセン ポーランド分割後にプロイセンと一体化させられた係争地
■シュレージエン ピァスト朝・ハプスブルクを経て、工業化を果たした言語境界地域
■ポーゼン プロイセンによって「ドイツ化」の対象となった「ポーランド揺籃の地」
■ヒンターポンメルン スウェーデン支配を経て保守派の牙城となったバルト海の要衝
■北シュレースヴィヒ 普墺戦争からドイツ統一、デンマーク国民国家化への足掛かり
■エルザス=ロートリンゲン 独仏対立の舞台から和解の象徴、欧州連合の中心地に
■オイペン・マルメディ ベルギーの中のドイツ語共同体と、線路で分断された飛び地
◦カシューブ人、ルール・ポーランド人、オーバーシュレージエン独立運動などマニアックなコラムも

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