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アンシアン・レジーム期フランスの権力秩序~蜂起をめぐる地域社会と王権~
仲松 優子
著
発行年月 |
2017年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,247p,19p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/フランス史 |
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ISBN |
9784908672170 |
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商品コード |
1026184628 |
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NDC分類 |
235.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年02月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1026184628 |
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著者紹介
仲松 優子(著者):1974年生まれ、千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。北海学園大学人文学部准教授。
内容
アンシアン・レジーム期のフランスは、典型的な絶対王政国家と長らくとらえられてきた。しかし、それは妥当なのだろうか。本書は、南仏ラングドック地方において、王権と地域権力が地域秩序の形成をめぐって交渉し、頻発する蜂起にどう対応したのかという点に焦点をあてる。ここからは、王権が志向する支配秩序とは異なるさまざまな秩序が併存し競合していた社会の実態が浮かび上がってくる。絶対王政論・社団的編成論を批判的に検討し、ヨーロッパ近世史研究との架橋を試みながら、新たなアンシアン・レジーム像を描き出す本書は、フランス革命の意味をも問う。