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巨人の箱庭~平壌ワンダーランド~
荒巻 正行
著
発行年月 |
2018年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
272p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784909646057 |
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商品コード |
1028305635 |
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NDC分類 |
221.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年10月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2018/09/22、読売新聞 2018/09/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028305635 |
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著者紹介
荒巻 正行(著者):東アジア学研究者・記録写真家。1968年生まれ、大阪府出身。
米国・メリーランド大学カレッジパーク校人文学部東アジア研究学科卒。中国・首都経済貿易大学大学院留学。早稲田大学大学院修了、修士(国際関係論)。
北京を拠点に研究活動を行い、1997年より20年にわたり映像記録による北朝鮮での現地調査を続けている。また、チベット・北朝鮮をテーマにした報道ドキュメント作品を多数制作し、日本テレビ、TBS、NHKなどで放映されている。2007年からは平壌の女子高生によるロック・プロジェクトを主宰している。
内容
これまで誰も解読に成功することのなかった、北朝鮮という不可解なる暗号を解くカギとなるもの……それが外部の者が入ることが許されなかった秘境の世界、平壌という都市であるだろう。
本書は、著者の20年にわたる平壌でのフィールドワークを基に、都市の世界観を直感的に伝えるビジュアル・イメージとともに独自の理論をまとめたものである。
現代的感覚との、政治的な乖離がある北朝鮮の在り方が国際問題化して久しい。そのうえ、平壌という都市自体が無視されているのが現状である。
しかしパラダイムがシフトし、時代が変われば、平壌という都市文明とその独自文化が世界の社会人類学の対象になることは間違いない。
その先鞭をつけ、ひもとくための一助となるものがこの一冊であると確信している。