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デジタル学術空間の作り方~仏教学から提起する次世代人文学のモデル~
下田 正弘,
永崎 研宣
編
発行年月 |
2019年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
383p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/宗教/仏教 |
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ISBN |
9784909658197 |
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商品コード |
1031142009 |
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NDC分類 |
180.7 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年01月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031142009 |
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著者紹介
下田 正弘(編者):1957年生まれ。東京大学教授(人文情報学拠点長)。博士(文学)。
永崎 研宣(編者):1971年生まれ。一般財団法人人文情報学研究所主席研究員。博士(関西大学・文化交渉学)。
内容
ライブラリアン、コンピュータサイエンティスト、人文学者…複数のプレイヤーによって共同で創りあげる、デジタル学術空間という「知」のかつてない新たな形態に、これまでどう対応してきたのか。そしてこれから、どうデジタル学術空間を創っていくのか。仏教学から提起する書。
第1部「デジタル学術空間の作り方」では、SAT大蔵経テキストデータベース研究会がデジタル研究基盤を構築するにあたり実現してきたものを創成期(1994年)から現在までを詳述。第2部「仏教学とデジタル環境から見える課題」では、全体を「デジタル技術を作る・使う」「研究基盤を作る」の二つにわけ、研究者たちが課題の提起とともに、その解決の方向を示した。さいごに大向一輝(国立情報学研究所)によるコラム「デジタル学術空間の未来に向けて」で今後の展望を示す。
今後の人文学の展開には、日々生まれつつあるデジタル学知との対話が不可欠なものとなった現在、私たちは何をどう創り未来へと進むのか。その良きガイドになる書です。
執筆は、下田正弘、永﨑研宣、小野基、船山徹、石井清純、八尾史、宮崎展昌、宮崎泉、苫米地等流、蓑輪顕量、李乃琦、王一凡、青野道彦、落合俊典、高橋晃一、大向一輝。