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これからの古典の伝え方~西鶴『男色大鑑』から考える~

畑中 千晶  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2021年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 303p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784909658531
商品コード 1032860140
NDC分類 910.25
基本件名 日本文学-歴史-江戸時代
個人件名 井原/西鶴
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年05月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032860140

著者紹介

畑中 千晶(著者):敬愛大学教授。『鏡にうつった西鶴 翻訳から新たな読みへ』(おうふう、2009年)、KADOKAWA『男色大鑑』(B's-LOVEY COMICS)の解説(2016年)、染谷智幸/畑中千晶編『男色を描く 西鶴のBLコミカライズとアジアの〈性〉』(勉誠出版、2017年)、 寺田澄江/加藤昌嘉/畑中千晶/緑川眞知子編『源氏物語を書きかえる 翻訳・注釈・翻案』(青簡社、2018年)、染谷智幸・畑中千晶編『全訳 男色大鑑〈武士編〉』(文学通信、2018年)、染谷智幸・畑中千晶編『全訳 男色大鑑〈歌舞伎若衆編〉』(文学通信、2019年)など。

内容

古典を次の時代へと読み継いでいくためにはどうすればいいのか。古典文学研究・古典文学教育の危機にどのように立ち向かうべきかという、一人一人に突きつけられた問いに対してどう答えるのか。
新たな読者に向けて開いていくための、これからの古典の伝え方を、『男色大鑑』や江戸の文学作品を題材に、創作への欲望をかき立てるという視点から考えていく本。

『男色大鑑』のコミカライズからはじまった、あらたな現代語訳の登場、演劇化といったアダプテーションの展開は、作品研究にどのような実りをもたらすことになり、古典の伝え方のポイントとして何が浮上したのか。多方面から考え尽くす。

また、江戸の文学作品を題材に、現代の文化状況に引きつけつつ創作者の視点を探ることを試みたり、比較文学研究の手法を応用し古典文学へ誘う方法の実践例も収載するなど、古典文学の新たな開き方・伝え方を考えます。

これからどう古典を伝えていくか、ヒント満載の本です!
装画:紗久楽さわ。

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