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ヒッピー世代の先覚者たち~対抗文化とアメリカの伝統~

中山悟視  編
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2019年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 328p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784909812193
商品コード 1030822328
NDC分類 930.29
基本件名 アメリカ文学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2019年11月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030822328

著者紹介

中山悟視(編者):尚絅学院大学総合人間科学系人文部門准教授 『エコクリティシズムの波を超えて――人新世の地球を生きる』(音羽書房鶴見書店、2017年、共著) 『冷戦とアメリカ――覇権国家の文化装置』(臨川書店、2014年、共著) 『現代作家ガイド6  カート・ヴォネガット』(彩流社、2012年、共著)

内容

ヒッピーは、いつあらわれ、どこからやってきたのか……。

ソロー、エマソン、ポー、ケルアック、ヘミングウェイ、ヘンリー・ミラー、サローヤン、ヴォネガット、ウッドストック世代、プレスリー、ソロー・リバイバル、ナット・ターナー、ニルヴァーナ、バーニングマン…など、1960年代のアメリカに湧き上がったアメリカの対抗文化(カウンター・カルチャー)とともに、その諸先輩たちの思想、そして、継承されるヒッピー世代を文学作品、映画、音楽などを通して再検討する。

【目次】
序章(中山悟視)

第Ⅰ部:反逆と文学、反逆の文学

1章.超越主義の伝統と音楽的身体の共振――『オン・ザ・ロード』からソローへ(小椋道晃)
2章.エマソンとヒッピーとの共振点――反権威主義と信仰(亀山博之)
3章.<文化>への不満としてのポー――南部、ケルト、アメリカ文学史の形成(貞廣真紀)
4章.「壁に掛けられない絵」から「出版できない真実」へ――ヘミングウェイで測る対抗と主流の距離(大森昭生)
5章.流れと対抗――ヘンリー・ミラーの「エンカウンター」という試み(井出達郎)
6章.ウィリアム・サローヤンとヒッピー文化――「美しい白い馬の夏」を読む(舌津智之)
7章.ヒッピーと笑い――ヴォネガットが愛したドタバタ喜劇(中山悟視)

第Ⅱ部:抵抗とメディア、抵抗のメディア

8章.ウッドストック世代のロックとその先輩たち(村上東)
9章.エルビス・プレスリーの文化的定位(飯田清志)
10章.デッド・エンド、バッド・シーズ――『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』と対抗文化の政治学(塚田幸光)
11章.ソロー・リバイバルと対抗文化の作法――アメリカ精神文化の想像力(中垣恒太郎)
12章.ナット・ターナーは再復活されうるか?――ネイト・パーカーの『バース・オブ・ネイション』を巡る騒動とその顛末(白川恵子)

継承されるヒッピー文化

終章:ニルヴァーナとバーニングマン――ヒッピー世代の後輩としてのふたりの二一世紀作家の振る舞い(藤井光)

目次

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