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印刷文化の黎明~インキュナブラからキリシタン版まで~(西南学院大学博物館研究叢書)
下園 知弥,
勝野みずほ
編
発行年月 |
2022年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
47p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
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ISBN |
9784910038544 |
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商品コード |
1034704263 |
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NDC分類 |
022.33 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年08月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034704263 |
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著者紹介
下園 知弥(編者):1987年生まれ。京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻西洋哲学史専修(中世)修士課程修了。現在,西南学院大学博物館教員(助教・学芸員)。専門はキリスト教思想・美術。主な研究論文に「発展する隣人愛─クレルヴォーのベルナルドゥスの神秘神学における『愛の秩序』の一側面─」(『日本の神学』第60号,教文館,2021年)がある。
勝野みずほ(編者):1999年生まれ。西南学院大学大学院国際文化研究科国際文化専攻博士前期課程在籍。専門はデザイン史・図像学。西南学院大学博物館学芸調査員。
内容
グーテンベルクが活版印刷術を完成させて以降,1500年までに印刷された書物を「インキュナブラ」と呼ぶ。インキュナブラは今日の印刷本の祖先であるが,挿絵や装飾が手作業で描き込まれるなど,印刷本と写本の両方の性質を併せ持っていた。
活版印刷術はヨーロッパの諸都市に伝播し,1590(天正18)年には布教のため来日したイエズス会の巡察師ヴァリニャーノの発案によって日本にもたらされた。キリシタンたちが印刷・出版した書物を「キリシタン版」と総称し,1591ー1610年頃までに50タイトル以上の書物が印刷されたと考えられている。
かつての面影を残しながらも変化していく書物のすがたを通し,西洋印刷文化の黎明期に迫る。
【2022年度西南学院大学博物館企画展Ⅰ図録】