地域の再生と多元的経済~イギリスのサードセクターと社会的企業に学ぶ~
早尻 正宏,
守友 裕一,
小山 善彦
著
発行年月 |
2021年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
300p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784910236018 |
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商品コード |
1032746289 |
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NDC分類 |
601.33 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032746289 |
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内容
政府からの補助金頼りの「地域再生」には未来がない。
現在の先進諸国の経済システム──「政府」「市場」「社会」という三つのセクターが織りなす「多元的経済」──が深化していけば、地方においては「政府」や「市場」は〝後景〟へと引いていく傾向があるからだ。そうした中で、「社会(サードセクター)」が「地域再生」のプレイヤーとして注目を集めつつある。
とりわけ日本に先行する形で地方都市の疲弊が顕著となっていたイギリスにおいては近年、社会的企業や地方支援組織といったサードセクターが牽引する「地域再生」が目覚ましい成果を上げている。
本書は、多元的経済の時代における地域再生の手がかりを求めて、日本の研究者がイギリス各地のサードセクターを訪ね歩いたフィールドワークの記録である。そこには、あくまで地域住民を主役に立てながら、持続可能なビジネスとしての「地域再生」のモデルを探るべく奮闘するサードセクターのスタッフたちの姿があった。
「地域再生の本場」イギリスの経験から得られる知見は、人口の減少と都市圏への偏在が加速化する現代日本の地域開発を考える上でも大きなヒントになるはずだ。