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ブレインサイエンス・レビュー<2024>
松田 憲之,
南本 敬史,
難波 隆志
著
発行年月 |
2024年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,205p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学 |
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ISBN |
9784910513195 |
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商品コード |
1038349943 |
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NDC分類 |
491.371 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年06月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038349943 |
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著者紹介
松田 憲之(著者):松田 憲之
【現職】東京医科歯科大学 難治疾患研究所 機能分子病態学分野 教授。 2001 年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。その後、理化学研究所/和光中央研究所(中野明彦博士研究室)、東京都臨床医学総合研究所(田中啓二博士研究室)、理化学研究所/鶴見ゲノム科学総合研究センター(横山茂之博士研究室)などを経て、2008 年 東京都医学総合研究所・研究員、2014 年 東京都医学総合研究所・プロジェクトリーダー、2022 年より現職。専門は生化学および細胞生物学。今後もParkin やPINK1 の機能解析をメインに置きつつ、ヒトのパーキンソン病の発症機構解明に貢献できる研究を目指しています。
南本 敬史(著者):南本 敬史
【現職】 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 脳機能イメージング研究部 システム神経回路研究グループ グループリーダー。2002 年 大阪大学大学院 基礎工学研究科にて博士号(理学)取得。2002 年 京都府立医科大学大学院生理学教室博士研究員、2004 年 米国国立衛生研究所(NIH) ポスドク、2008 年放射線医学総合研究所主任研究員、2010 年 同チームリーダーを経、2019 年より現職。専門はシステム神経科学。(とくに霊長類の情動や意思決定機構とその障害に関心をもつ)
難波 隆志(著者):難波 隆志
【現職】 ニューロサイエンスセンター ヘルシンキ大学 2002 年 東京理科大学基礎工学部卒、2007 年 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。理学博士。2007 年 国立精神・神経センター流動研究員、2009 年 名古屋大学医学部特任助教、2014 年 Max Planck Institute of Molecular Cell Biology and Genetics,Postdoctoral fellow を経て、2020 年より現職。専門は神経発生学と神経進化学。
内容
2024年版のハイライトは、パーキンソン病の解明であり、複雑な霊長類の脳回路、神経回路を化学遺伝学イメージングで探る研究法の解説である。また、ヒト脳の進化、記憶を長期保存するメカニズム、Dreadd を介した、視床から大脳皮質へ送られる並列経路の解明、不確実性下の総合的意思決定を媒介する神経回路、うつ病におけるサイケデリック(セロトニン作動性幻覚薬)の利用であり、睡眠時のイメージング解析であり、統合失調症と不眠症の治療について言及。