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「能力」の生きづらさをほぐす

勅使川原 真衣  著

磯野 真穂  他
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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2022年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 262p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/倫理・道徳
ISBN 9784910534022
商品コード 1035711204
NDC分類 159
基本件名 人生訓
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年02月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/02/18、毎日新聞 2023/03/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035711204

著者紹介

勅使川原 真衣(著者):てしがわら・まい:1982年横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年に組織開発を専門とする、おのみず株式会社を設立し、企業はもちろん、病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。
磯野 真穂(他):いその・まほ:人類学者。専門は文化人類学、医療人類学。2010年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。
著書に『なぜふつうに食べられないのか-―拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、『他者と生きる』(集英社新書)、共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)がある。本作では、著者の執筆に伴走し、言葉を寄せる。

内容

【発売たちまち重版!】
生きる力、リーダーシップ力、コミュ力…
◯◯力が、私たちを苦しめる。
組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵。

前職では「使えない」私が、現職では「優秀」に。
それって、本当に私の「能力」なの?
移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。
ガン闘病中の著者が、そのカラクリを教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、
他者とより良く生きるあり方を模索する。

—朝日新聞「タイパ社会」特集ほかメディアで話題!—————
「能力論の新しい地平をひらいた、学術的にみても優れた本だと思います」
大学時代の師 苅谷剛彦さん(オックスフォード大学教授)

「『能力』にすがってしまうのは、
不確定な人生を少しでも確かだと思いたい、
私たち人間の弱さゆえなのでしょう」 
執筆伴走 磯野真穂さん(人類学者)

「俺にケンカ売ってんの? 君いい度胸してるな」
ケンカするほど仲のいい先輩 山口周さん(独立研究者・著作家)

「自己否定しないで前に進んでいくことを大切にしてほしい」
女優・作家・歌手 中江有里さん(NHKラジオ第1「マイあさ!」より)

「人間の能力と適性は多様であり、それを数値化して比較すること自体が、一つの物語に過ぎない」
作家 佐藤優さん(毎日新聞2023年3月11日付読書面より)

「本書のメッセージが伝わったその先には、きっと今とは少し違う、もっと生きやすい社会が広がっていくはずだ」
代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ 宮台由美子さん(集英社「yoi」より)

「『能力』は正当性をまとう。能力が足りないのは自己責任、必要な能力を獲得すべく精進しなくては……と追い立てられる日々に待ったをかけるのが本書だ」
日本経済新聞書評(2023年2月18日付朝刊読書面より)
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職場や学校、家庭で抱えるモヤモヤを
なかったことにしたくないすべての人へ

「行きすぎた能力社会じゃ、幼い子どもを残して死にきれない!」
ガン闘病中の著者が贈る、まさかのストーリー。

——ときは、2037年。急降下した
上司の評価で病める息子を救うため、
死んだはずの母さんがやってきた!?

「人事部が客観性の根拠として、人材開発業界を頼っているわけだね。
ふむ、とすると、『能力』なんて幻とかなんとかうそぶきながら、それを飯のタネにしてきたのは、やは…

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