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解けていく国家~現代フランスにおける自由化の歴史~
ミシェル・マルゲラーズ,
ダニエル・タルタコウスキ
著
中山 洋平,
尾玉 剛士
翻訳
発行年月 |
2023年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
291p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784910590158 |
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商品コード |
1037941989 |
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NDC分類 |
332.35 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年02月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037941989 |
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著者紹介
ミシェル・マルゲラーズ(著者):パリ第1(パンテオン・ソルボンヌ)大学名誉教授〔現代経済史〕 主著(国家博士号論文)L’Ētat, les finances et l’économie : histoire d’une conversion, 1932-1952(Comité pour l’histoire économique et financièrede la France, 1991)では、第二次大戦前後の20 年間の財政政策を綿密に分析し、フランスの高級官僚がケインズ主義を受容し戦後の高度成長の立役者となるに至る過程を膨大な史料を用いて明らかにした。その後、20世紀を中心に経済史、銀行・中央銀行史などの分野で著書・編著書多数。唯一の邦訳『20 世紀フランス資本主義史論─国家・経済・社会』(廣田功・権上康男訳、日本経済評論社、2004 年)は、日本での連続講演の原稿を集成した論文集。
ダニエル・タルタコウスキ(著者):パリ第8(ヴァンセンヌ・サン=ドニ)大学名誉教授〔現代社会・政治史〕主著( 国家博士号論文)Les manifestations de rue en France 1918-1968(Publications de la Sorbonne, 1997)では、半世紀にわたる膨大なデータ収集に基づいて、近現代のフランス政治において街頭でのデモが果たした役割を明らかにした。人民戦線や結社・社会運動史など関連の著書・編著書多数。マルゲラーズとは長らく協力関係にあり、人民戦線に関する一般向けの著書(写真集と解説)や、1968 年「5 月事件」のインパクトに関する研究書(編著)を出版している。
中山 洋平(翻訳):東京大学大学院法学政治学研究科教授〔ヨーロッパ政治史・比較政治〕主著:『戦後フランス中央集権国家の変容──下からの分権化への道』(東京大学出版会、2017年)。『戦後フランス政治の実験──第四共和制と「組織政党」 1944-1952年』(東京大学出版会、2002年)。
尾玉 剛士(翻訳):獨協大学外国語学部准教授〔比較政治・社会政策〕主著:『医療保険改革の日仏比較──医療費抑制か、財源拡大か』(明石書店、2018年)。
内容
公共サーヴィスの解体と民衆による抵抗運動...。
自由化・市場化改革の歴史を新たに描き直す。