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無垢の歌~大江健三郎と子供たちの物語~
野崎 歓
著
発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
229p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784910790046 |
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商品コード |
1034610728 |
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NDC分類 |
910.268 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年08月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2022/08/06、日本経済新聞 2022/08/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034610728 |
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著者紹介
野崎 歓(著者):1959年新潟県生まれ。フランス文学者、翻訳家、エッセイスト。放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授。2001年に『ジャン・ルノワール――越境する映画』(青土社)でサントリー学芸賞、2006年に『赤ちゃん教育』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞、2011年に『異邦の香り――ネルヴァル「東方紀行」論』(講談社文芸文庫)で読売文学賞、2019年に『水の匂いがするようだ――井伏鱒二のほうへ』(集英社)で角川財団学芸賞受賞、2021年に小西国際交流財団日仏翻訳文学賞特別賞受賞。プレヴォ、スタンダール、バルザック、サン=テグジュペリ、ヴィアン、ネミロフスキー、トゥーサン、ウエルベックなどフランス小説の翻訳多数。著書に『こどもたちは知っている――永遠の少年少女のための文学案内』(春秋社)、『フランス文学と愛』(講談社現代新書)、『翻訳教育』(河出書房新社)、『アンドレ・バザン――映画を信じた男』(春風社)、『夢の共有――文学と翻訳と映画のはざまで』(岩波書店)ほか。
内容
大江健三郎の描く子供たちはなぜ、ひときわ鮮烈な印象を残すのか。
〈無垢〉への比類なき想像力にせまる、まったく新しい大江論にして、最良の“入門書”。
これから大江文学と出会う世代へ。読まず嫌いのまま大人になった人へ。
大江文学の意外な面白さに触れる一冊。
「子供たちに重要な役割を演じさせる大江作品は、子供時代と強いきずなで結ばれ、子供とつながる想像力に支えられている。(略)
若くしてのデビューから、老齢に至るまで、一貫して『チャイルドライク』であり続け、子供の無垢への追憶と志向を保ち続けたところに、大江文学の素晴らしさを見出したいのである。(本文より)」