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芸術のわるさ~コピー、パロディ、キッチュ、悪~

成相 肇  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2023年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 385p,11p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784910904009
商品コード 1035828454
NDC分類 704
基本件名 芸術
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年07月4週
書評掲載誌 読売新聞 2023/09/17、朝日新聞 2023/09/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035828454

著者紹介

成相 肇(著者):東京国立近代美術館主任学芸員。美術批評家。1979年島根県生まれ。一橋大学商学部在学中に現代美術作家に出会い、19歳で初めて美術館を訪ねる。一橋大学大学院言語社会研究科修了。美術と雑種的な複製文化を混交させる企画を手がけながら、府中市美術館、東京ステーションギャラリー学芸員を経て2021年より現職。主な企画展に「石子順造的世界——美術発・マンガ経由・キッチュ行」(第24回倫雅美術奨励賞)、「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン——「遠く」へ行きたい」、「パロディ、二重の声——日本の一九七〇年代前後左右」、「大竹伸朗展」など。

内容

転換期にはいつも、持たざる者の技術があらわれる——
雑誌、マンガ、広告、テレビなど1970年代前後の複製文化を読みとき、
機知と抵抗の技術として今に甦らせる。
〈わるさ〉が語る、もうひとつの戦後日本文化史。

パロディ裁判、岡本太郎への疑問、ディスカバー・ジャパン論争、
コピーと芸術家のもつれあい、マンガと美術のすれちがい、石子順造の思想、
赤瀬川原平と器用人、そして「食人」の教え……。

美術と雑種的な視覚文化を混交させる展覧会を企画してきた
異色の学芸員による、ゆかいな複製文化論。
アウトかセーフかの呪縛からの解放のために。
すべての持たざる者たちのために。
硬直化した思考をときほぐす、笑える批評の登場!

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