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言語と人間性~コンフリクト社会に見る言語行為と多言語~

木戸衛一, テレーザ・シュペヒト, 佐島 隆, 横井敏秀, アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ  著

アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ, テレーザ・シュペヒト  編
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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2015年03月
出版社/提供元
言語 ドイツ語
媒体 冊子
ページ数/巻数 337p p6〜12,6〜12
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/社会言語学
ISBN 9784944055715
商品コード 1017745118
NDC分類 801.03
基本件名 言語社会学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1017745118

著者紹介

木戸衛一(著者):1957年、千葉県柏市生まれ。大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。1981年東京外国語大学ドイツ語学科卒業、1983年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了、1988年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、2009年ベルリン自由大学で学位取得。専門はドイツ現代政治・平和研究、研究テーマとして歴史認識および軍事化の日独比較。
テレーザ・シュペヒト(著者):1979年、ドイツ・ヘクスター生まれ。大阪大学大学院文学研究科・文学部特任講師。ライプツィヒ大学ドイツ文学研究科博士課程修了。文学博士。ライプツィヒ大学文学部助教を経て現職。これまでの研究テーマ「トルコ・ドイツ文学におけるトランス文学的ユーモア」(博士号取得)。現在の研究テーマ「ドイツ語圏におけるクルド移民文学の現状」。
佐島 隆(著者):1954年、岩手県江刺市(現奥州市)生まれ。大阪国際大学国際教養学部教授。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。文学修士。日本学術振興会特別研究員、日本学術振興会派遣研究員(アンカラ駐在)、大阪国際大学人間科学部助教授、国際コミュニケーション学部教授を経て現職。研究対象地はトルコ、トルコ系移民のヨーロッパ、日本。また、20年以上にわたるアレヴィーやベクタシの人々の調査などを行っている。
横井敏秀(著者):1956年、兵庫県神戸市生まれ。 大阪大学外国語学部トルコ語専攻非常勤講師。北海道大学大学院文学研究科修了。富山国際大学現代社会学部准教授を経て現職。専門は社会学説史。特にフランスにおける近代社会学の定礎者エミール・デュルケームの社会変動論および国民国家観をテーマとする。また、デュルケーム社会学のトルコ(オスマン帝国)への影響についても考究している。
アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ(編者):1962年、トルコ・イスケンデルン生まれ。大阪大学言語文化研究科准教授。トルコのガージ大学、ボスフォラス大学、ドイツのハンブルグ大学で言語学、音楽学、医療社会学を専攻。大阪大学人間科学研究科にて、「言語と音楽における意味:言語行為と音楽行為における変形過程」で博士号取得。記号論、言語学、哲学が主な学際的研究分野となる。

内容

本書では、「社会的対立は、言語行為との関連の中でみられなければ、解決され得ない」という洞察を基礎として、社会コンフリクトと言語の関係を明確にする。そして日本における、言語政策とナショナリズムとの強い結びつきや、英語帝国主義にも着目し、そこに共通する言語との関係性をも解明しようとする。言語を、社会的対立に付随するものではなく、社会的対立の発生そのものとして捉えること、すなわち、社会的対立についての視点を転置することを通して、私達の日常言語に対する意識を刺激し、意義を唱え、代替解釈を促し、問い直すことを目的としている。

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