内容
本書は,産婦人科病理学診断を文章よりも,1100点(前版より新たに300点を追加)もの鮮明なカラー写真(顕微鏡でのぞいたままを再現)で示した. 「婦人科婦人科領域の腫瘍マーカー・癌関連遺伝子」,「細胞診総論(Bethesda Systemを含む)」の章を追加するとともに,各章とも項目を大幅に変更し,up−to−dateな内容になっている. 産婦人科医,病理医にとって最適の病理診断書である.・概略目次・1 病理医の立場と臨床医への願い2 婦人科病理検体取り扱いの実際3 女性性器悪性腫瘍の臨床期分類4 女性性器腫瘍の組織学的分類コード5 性腺の発生・分化・年齢的変化と異常6 病理診断に必要な婦人科的症状7 婦人科領域の腫瘍マーカー・癌関連遺伝子 腫瘍マーカー/癌関連遺伝子8 細胞診総論(Bethesda Systemを含む) The Bethesda System(TBS)——アメリカで 生まれた子宮頚部・膣部細胞診の新しい報告 —/正常細胞診/良性の細胞変化/上皮 細胞の異常/他の悪性腫瘍/治療による 細胞の変化9 外陰10 膣11 子宮頚部12 子宮体部13 胎盤14 卵管15 卵巣