Etymological Dictionary of Proto-Germanic.(Leiden Indo-European Etymological Dictionary Series Vol. 11) '13
内容
ゲルマン語派は、インドヨーロッパ語族のなかで最も研究が行われている言語の一つです。本書は、ゴート語からフェーロー語まで、また、古英語からスイス地方の方言まで、過去から現代に至るまでのさまざまな時代のゲルマン語についてカバーしています。また、ゲルマン祖語の語彙についてその大部分をカバーしており、約7000に及ぶ語彙素も含まれています。多くの単語において、インドヨーロッパ語の「再建(reconstruction)」が行われており、その結果、この語源辞典はラリンジャル理論を完全に反映した内容となりました。また本書は、ゲルマン語の形態の内的進化に関する研究と、その研究がゲルマン語の語源学研究へ与えた影響について焦点を当てています。