The Routledge Companion to Ethics(Routledge Philosophy Companions) H 880 p. 10
内容
本書は、倫理学という分野のさまざまな主題について、国際的に著名な研究者によって執筆された論文を収録したレファレンス集です。収録された70の論文は、以下の6つのセクションに分類されています。
・ 倫理学の歴史
・ メタ倫理学
・ 社会科学からのパースペクティブ
・ 倫理学的観点
・ 道徳
・ 倫理学における争点
本書の第1部では、プラトン、アリストテレス、ヒューム、カントといった人物に関する論稿や、中国、インド、極東の倫理的な考え方の起源に関する議論など、倫理学の歴史を包括的に概観しています。第2部では、認知主義と非認知主義、説明、理性、道徳的実在論、虚構主義といったテーマを含む、メタ倫理学の領域についてカバーしています。第3部では、人類学、心理学、社会生物学、経済学といった分野から倫理学に対して向けられた課題について議論しています。第4部と第5部では、結果主義、カントの道徳論、徳の倫理、相対主義、道徳と個性、悪、責任、個別主義など、矛盾する倫理学の理論や道徳の本質についてカバーしています。第6部では、権利、正義と分配、誕生と死、環境、貧困、戦争とテロリズムといった、応用倫理学の重要なトピックと議論について扱った論文を収録しています。