『食の文化史』6巻組は古代から現代という2500年を越える期間の中での「食」について、その身体的、精神的、社会的、文化的側面を取り扱い、充実したイラストとともに、包括的かつ確かな情報を提供します。
第一巻　古代の食の文化史（紀元前800年－500年）
第二巻　中世の食の文化史（500年－1300年）
第三巻　ルネサンス期の食の文化史（1300年－1600年）
第四巻　近代初期の食の文化史（1600年－1800年）
第五巻　帝国主義時代の食の文化史（1800年－1900年）
第六巻　現代の食の文化史（1920年－2000）
各巻内で取り上げるテーマは全て同じであり、以下のテーマに沿って「食」を論じます。
１．食糧生産
２．フードシステム
３．食の安全性と危機
４．食と政治
５．外食
６．専門的な料理、キッチン、サービス業
７．家族と家庭生活
８．肉体と精神
９．食の表象
１０．世界的発展
各巻が時代別にまとめられているので、特定の時代について一冊でその全体像をつかむことができます。また、あるテーマについて調べたい時には、横断的に調べやすい構成になっています。