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【言語進化研究 全4巻】
Language Evolution(Critical Concepts in Linguistics) H 1704 p. 12
Fitch, W. Tecumseh,
Westphal Fitch, Gesche
編
発行年月 |
2012年02月 |
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出版国 |
イギリス |
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言語 |
英語 |
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媒体 |
冊子 |
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装丁 |
hardcover |
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ページ数/巻数 |
1704 p. |
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ジャンル |
洋書/人文科学/言語学 /言語学:概論 |
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ISBN |
9780415679152 |
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商品コード |
1000081981 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2011年05月 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1000081981 |
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内容
ここ30年間で急速な進展を遂げている言語進化の研究は生物学、言語学、心理学、神経科学、人類学、コンピューター科学、哲学などの広域分野との融合により日進月歩の歩みを続けております。全4巻の本書はダーウィン進化論などの視点を織り込みながら言語の生物学的進化に関連する主要学術論文を収録しております。聖書、プラトンやアリストテレス、さらにはコンディヤックやルソーなどのテクストからの抜粋も多数掲載しており、本書はダーウィンの『種の起源』出版後に出版された進化論の歴史を俯瞰することのできる貴重な書籍とえいます。
本書では共通基語(protolanguage)概念の検証や、スピーチ、発話能力の進化についてなどの考察を行うとともに、チョムスキー的アプローチとダーウィニズムとの融合を試みた1990年代以降の文学、研究書に着目していき、また昨今文学界などで存在感を増してきたコンピューターモデリングに基づいた新しい洞察やアプローチへの言及、そして既存概念との融合も試みております。
1990年以降の極めて重要と目される主要論文を精選し掲載した本書は、言語進化研究、または認知科学、人類学、文学、言語学研究者にとって必須の書籍であるといえます。
本書では共通基語(protolanguage)概念の検証や、スピーチ、発話能力の進化についてなどの考察を行うとともに、チョムスキー的アプローチとダーウィニズムとの融合を試みた1990年代以降の文学に着目していき、昨今文学界などで存在感を増してきたコンピューターモデリングに基づいた洞察、アプローチも紹介します。
1990年以降の極めて重要と目される主要論文を隈なく紹介している本書は、言語進化研究、またはそれに関わる文学研究者にとって必須の書籍であるといえます。