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小説家の饒舌~12のトーク・セッション~

佐々木 敦, 前田 司郎, 長嶋 有, 鹿島田 真希, 福永 信, 磯﨑 憲一郎, 柴崎 友香, 戌井 昭人, 東 浩紀, 円城 塔, 桐野 夏生, 阿部 和重, 古川 日出男  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2011年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 389p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784944124473
商品コード 1003564131
NDC分類 910.264
基本件名 小説(日本)
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003564131

著者紹介

佐々木 敦(著者):1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。雑誌「エクス・ポ」「ヒアホン」編集発行人。映画・音楽から文学・演劇・ダンス・思想など多彩な領域で批評活動を展開。著書:『即興の解体/懐胎』『文学拡張マニュアル』『テクノイズ・マテリアリズム』『(H)EAR』『LINERNOTES』(青土社)、『「批評」とは何か?』(メディア総合研究所)、『絶対安全文芸批評』(インファス)、『ニッポンの思想』(講談社現代新書)ほか多数。近刊として、『未知との遭遇』(筑摩書房双書ZERO)、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『90年代論』(原書房)など。
前田 司郎(著者):1977年生まれ。劇作家、演出家、俳優、小説家。和光大学人文学部文学科在学中に劇団「五反田団」を旗揚げ。2005年『愛でもない青春でもない旅立たない』(講談社)で小説家デビュー。同作が野間文芸新人賞候補となる。2006年、『恋愛の解体と北区の滅亡』(講談社)が野間文芸新人賞、三島由紀夫賞候補、2007年、『グレート生活アドベンチャー』(新潮社)が芥川賞候補に。2008年には、戯曲「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞受賞。同年、『誰かが手を、握っているような気がしてならない』(講談社)で三島由紀夫賞候補。『夏の水の半魚人』(扶桑社)で第22回三島賞。その他の著書に、『逆に14歳』(新潮社)などがある。
長嶋 有(著者):1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年「猛スピードで母は」で第126回芥川賞、2007年『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞を受賞。その他の著書に『タンノイのエジンバラ』(文藝春秋)、『ジャージの二人』(集英社)、『パラレル』(文藝春秋)、『泣かない女はいない』(河出書房新社)、『ぼくは落ち着きがない』(光文社)、『祝福』(河出書房新社)など。ブルボン小林の筆名による著作に『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(太田出版/ちくま文庫)、『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)『マンガホニャララ』(文藝春秋)などがある。
鹿島田 真希(著者):1976年生まれ。1999年、「二匹」で第35回文藝賞を受賞しデビュー。2004年、『白バラ四姉妹殺人事件』で第17回三島由紀夫賞候補、2005年『六〇〇〇度の愛』で三島由紀夫賞受賞。2006年「ナンバーワン・コンストラクション」で第135回芥川賞候補。2007年『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞受賞。2009年「女の庭」で第140回芥川賞候補、『ゼロの王国』で第5回絲山賞を受賞。2010年『その暁のぬるさ』で第143回芥川賞候補。
福永 信(著者):1972年生まれ。1998年「読み終えて」で第1回ストリートノベル大賞受賞。著書に『アクロバット前夜』(リトルモア)、『コップとコッペパンとペン』(河出書房新社)、『星座から見た地球』(新潮社)などがある。
磯﨑 憲一郎(著者):1965年生まれ。商社勤務の傍ら40歳を前に小説を書き始め、2007年に「肝心の子供」で第44回文藝賞受賞。2008年の「眼と太陽」(第139回芥川賞候補)、「世紀の発見」などを経て、2009年、「終の住処」で第141回芥川賞受賞。その他の著書に『赤の他人の瓜二つ』(講談社)がある。
柴崎 友香(著者):1973年生まれ。1998年、「トーキング・アバウト・ミー」で第35回文藝賞最終候補になるも、落選(受賞者は鹿島田真希)。1999年、短編「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が『文藝別冊 J文学ブック・チャートBEST200』に掲載されて作家デビューする。2004年、『きょうのできごと』(河出書房新社)が行定勲監督により映画化。2006年、『その街の今は』(河出書房新社)で第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。同作品で2007年、第23回織田作之助賞大賞受賞、第136回芥川龍之介賞候補。同年、第24回咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞、『また会う日まで』(河出書房新社)で第20回三島由紀夫賞候補、「主題歌」で第137回芥川龍之介賞候補。2010年、「ハルツームにわたしはいない」で第143回芥川賞候補。『寝ても覚めても』(河出書房新社)で第32回野間文芸新人賞受賞。2011年、『ビリジアン』(毎日新聞社)で第24回三島賞候補。
戌井 昭人(著者):1971年生まれ。文学座付属研究所を経て1997年にパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を結成し、台本、出演、諸々担当。寸劇、不条理劇、音楽パフォーマンス、踊りなどをふんだんに盛り込んだその舞台は熱狂的に支持されている。2008年、「新潮」に短編「鮒のためいき」を発表し、以降小説の執筆も行っている。
東 浩紀(著者):1971年生まれ。批評家、作家。哲学研究『存在論的、郵便的』(新潮社)でサントリー学芸賞を、小説『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)で三島由紀夫賞を受賞。2010年、合同会社コンテクチュアズを設立し『思想地図β』の編集に携わる。著書に『郵便的不安たち#』 (朝日文庫) 『郵便的不安たちβ---東浩紀アーカイブス1』サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+ 東浩紀アーカイブス2』 (河出文庫) 、『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』 (講談社現代新書)、などのほか、共著・編著多数。
円城 塔(著者):1972年生まれ。各種研究員を経て、2006年、「Self-Reference ENGINE」で第7回小松左京賞最終候補となる。2007年、「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」で第50回群像新人文学賞第二次選考通過。同年「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞、同作品で第137回芥川賞候補となる。2010年、「烏有此譚」で第23回三島由紀夫賞候補、第32回野間文芸新人賞受賞。
桐野 夏生(著者):1951年生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞を受賞。
阿部 和重(著者):1968年生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人賞を受賞しデビュー。1997年の『インディビジュアル・プロジェクション』で注目を集める。2004年、大作『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。『シンセミア』を始めとした「神町」を舞台とする諸作品には設定上の繋がりや仕掛けがあり、「神町サーガ」を形成する構想となっている。その他の著書に『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『ミステリアスセッティング』『ABC 阿部和重初期作品集』など。
古川 日出男(著者):1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

内容

批評家・佐々木敦が12人の作家に徹底インタビュー:前田司郎/長嶋有/鹿島田真希/福永信/磯崎憲一郎/柴崎友香/戌井昭人/東浩紀/円城塔/桐野夏生/阿部和重/古川日出男

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