内容

目次

『健康長寿診療ハンドブック』の発刊に寄せて　 健康長寿診療ハンドブック作成委員会　 本書で参考にしたガイドライン一覧　 第1章 高齢者の診かた　 　1.1 高齢者の問診における心構え 　1.2 問診と診療録の記載 　1.3 身体所見の取り方 第2章 高齢者の総合機能評価と多職種連携　 　2.1 患者記載による生活機能低下のスクリーニング 　2.2 診察時の生活機能低下のスクリーニング 　2.3 スクリーニング後の詳細な総合機能評価 　2.4 多職種連携 第3章 認知・行動障害　 　3.1 認知症のスクリーニング検査 　3.2 認知症の鑑別診断 　3.3 認知症の治療方針と専門医紹介のタイミング 　3.4 高齢者うつ病の診断と治療 　3.5 せん妄の診断と対処 第4章 歩行障害と動作緩慢　 　4.1 歩行障害や動作緩慢の原因・評価・対応 　4.2 頻度の高い疾患と対策 第5章 転倒と骨折　 　5.1 転倒リスクの評価 　5.2 原因に基づく転倒予防の実際 　5.3 骨粗鬆症の診断と骨折リスクの評価 　5.4 骨粗鬆症の治療と骨折予防 　5.5 主要な骨折への対処 第6章 高齢者で重視すべき慢性疾患管理の要点　 　6.1 生活習慣病 　6.2 心房細動 　6.3 慢性閉塞性肺疾患 第7章 栄養　 　7.1 低栄養 　7.2 栄養管理 第8章 口腔機能・嚥下機能障害　 　8.1 口腔機能と口腔ケア 　8.2 誤嚥性肺炎と嚥下機能 第9章 排尿・排便の障害　 　9.1 排尿障害（頻尿・尿失禁） 　9.2 排便障害 第10章 介護予防　 　10.1 介護予防とは何か：疾病予防とは異なる概念 　10.2 介護予防の対象となる老年症候群 　10.3 介護予防における医師の役割 　10.4 介護保険制度における基本的法制度と介護予防の動向 　10.5 介護予防のフローチャート 　10.6 二次介護予防対象高齢者に提供されるサービス 第11章 高齢者の救急搬送、緊急入院が必要な病態　 　11.1 疾患別にみた注意点 　11.2 主要症候別にみた注意点 第12章 高齢者に多い感染症　 　12.1 高齢者感染症の特徴と予防 　12.2 高齢者肺炎 第13章 病院での高齢者ケア　 　13.1 尿道バルーンカテーテルの適応と管理 　13.2 褥瘡 　13.3 身体抑制・薬物による鎮静 　13.4 侵襲的検査における注意点 第14章 高齢者の外科治療　 　14.1 高齢者における手術の適否 　14.2 高齢者の外科手術における患者説明 　14.3 手術と麻酔のリスク 　14.4 高齢者手術の術前評価に必要な情報 第15章 高齢者の薬物療法　 　15.1 薬物動態と薬力学からのアプローチ 　15.2 薬物有害事象を回避するための注意点 　15.3 高齢者の服薬管理 第16章 退院支援と地域連携　 　16.1 要支援患者のスクリーニング 　16.2 退院時共同指導 　16.3 在宅に向けての退院支援 　16.4 慢性期病院に向けての退院支援 　16.5 施設等ケアに向けての退院支援・介護施設等との連携 第17章 高齢者の在宅医療　 　17.1 在宅医療システム 　17.2 認知症への対応 　17.3 在宅でのリハビリ 　17.4 高齢者施設における医療 第18章 終末期医療　 　18.1 終末期の概念と日本老年医学会の「立場表明」 　18.2 終末期医療における治療方針の決定 　18.3 緩和ケアの適応と手法 　18.4 看取り 第19章 高齢者医療に関係する制度の概要　 　19.1 介護保険の仕組みと申請法 　19.2 介護保険主治医意見書記載における注意点 　19.3 後期高齢者医療制度 　19.4 成年後見制度 　19.5 高齢者の運転免許 第20章 高齢者診療に用いる資料とその活用　 　20.1 高齢者総合機能評価に用いる評価・検査法 　20.2 介護保険における主治医意見書と記入の手引き 　20.3 「高齢者に対して特に慎重な投与を要する薬物のリスト」について