Molecular Cloning: A Laboratory Manual (3 Volume Set / Print Edition Only) 4th ed. paper 2,028 p. 12
内容
刊行から30年間、世界中の研究室で専門知識の基盤として貢献してきた“Molecular Cloning ”が、前版から10年を経て改版を迎えます。新しい著者としてハワード・ヒューズ医療研究所の著名な研究者であるミカエル・グリーン博士を迎える一方、高い評価を得た前版の詳細さと簡明さを受け継いでいます。一部の章やプロトコルは、エール大学やマサチューセッツ大学, ロックフェラー大学、テキサス工科大学、ワシントン大学、コールド・スプリング・ハーバー研究所など、著名研究機関から委託されました。各技術の理論的、歴史的な裏付けの確かさも大きな特徴で、実験におけるトラブル対処におおいに役立ちます。
30年に渡る信頼と実績を誇る世界的なベストセラー、「モレキュラー・クローニング 第4版」は、前版に引き続き、分子生物学研究における金字塔となることでしょう。
【第4版の特徴】
・10年前の前版からコンテンツを完全に改訂。今日の分子生物学、細胞生物学研究において国際的に最も利用され、かつ重要性の高い方法として、核酸に基づいた実験法を主としました。
・前版のコアとなった10章を研究の発展を反映して12章に拡大。核酸の生成やクローニング、遺伝子導入、発現分析に関する最先端の手法を掲載しています。
・新しいコンテンツとして、マイクロアレイや次世代の配列解析技術、RNA干渉、DNAメチル化技術やクロマチン免疫沈降によるエピジェネティック分析など、細胞成分間相互作用の研究方法を追加。
・膨大な実験データの理解を助けるため、バイオインフォマティクスの章では、遺伝子やタンパク質の配列比較や遺伝子群間の発現パターン識別などの解析ツールを明快に解説。