A Companion to World War II (Wiley Blackwell Companions to World History, Vol. 11) '12
内容
本書は第二次世界大戦中に、国民や国の枠を越えた共同体を取り巻いた様々な状況を探求する58本の論文を収録しており、他に類をみない内容となっています。これらの論文は戦争がいかに国家、システム、文化をつなげたかという視点をもたらし、今後の研究を方向づける一翼を担うでしょう。本書は外交や経済、諜報、多くの国々(中立国を含む)の国内戦線など、戦争に影響を与えた事柄や場面について紹介しています。収録論文は、アメリカの反ユダヤ主義や戦時下の女性、フランス軍のアフリカ出身兵、ナチスドイツの内部抵抗、戦争が与えたインド独立運動への影響、戦後計画といった多様な内容を扱っています。また、戦争の経緯については、学術的な論争と公的な論争とを分けて収録しています。歴史的に極めて重要な第二次世界大戦に関する新たな学術文献です。・史料に基づく独自の考察、斬新な研究の論文58本を収録しています。・戦争の軍事的、社会的、経済的、政治的側面を探求します。・戦争中の中立国の役割を分析します。
・現場の視点だけでなく、異なる社会階級の視点からも戦争を考察します。・戦争の要因、主要な戦い、戦争から生じた出来事についてカバーしています。