アベノミクスの終焉(岩波新書 新赤版 1495)
服部 茂幸 著
内容
目次
まえがき 第1章 異次元緩和は成果を収めているのか 1 天頂からの転落 2 異次元緩和の成果を検討する 3 アメリカ経済は本当に回復しているのか 4 政治のレトリック 5 別の「物語」 第2章 異次元緩和を支える経済学 1 中央銀行と金融政策 2 マクロ経済学と金融政策の歴史 3 金融危機と最後の貸し手機能 4 非伝統的な金融政策 第3章 財政政策と公共事業 1 財政政策の理論的基礎 2 世界経済の危機と財政政策 3 一九九〇年代以降の日本の財政政策 4 アベノミクスにおける財政政策 第4章 成長戦略とトリクルダウン 1 政府の規模を小さくすれば、成長できるのか 2 不平等の経済的、社会的コスト 3 いざなみ景気とトリクルダウン 4 新自由主義型の停滞 終章 失敗から学ばない愚か者は同じ失敗を繰り返す 1 二〇〇八年の危機と経済学の敗北 2 ゾンビ経済学 3 学ぶことは未来を作ることでもある あとがき──政治のレトリックと経済の現実 参考文献
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