日本経済~変革期の金融と企業行動~
著者紹介
内容
目次
序 章 日本の金融経済と企業金融の動向(堀内昭義・花崎正晴・松下佳菜子) 第I部 企業経営の変化と新潮流 第1章 ストック・オプションおよび事業の多角化,分社化――近年の企業経営の変化と効果の実証分析(花崎正晴・松下佳菜子) 第2章 リストラクチャリングとその帰結――2000年代初頭の検証から(ディック・ビーソン,ケン・ゴードン,ヴィカス・メホロトラ,渡邊安芸子) 第3章 経営権と企業成長のコンフリクト――企業成長の源泉としての人的資本蓄積の再評価(大瀧雅之・沼 寿) 第II部 企業行動と企業価値 第4章 設備投資研究のフロンティア――「異質性」の解明とMultiple 斜体モデル(浅子和美・外木好美・中村純一) 第5章 非線形設備投資関数の新たな推定方法――区分的線形関数によるアプローチ(鈴木和志・本多佑三) 第6章 為替レートの変動による企業価値への影響――企業の国際化と為替変動リスクへの対応(小川英治・品田直樹・岡本弦一郎) 第III部 日本経済の諸課題と展望 第7章 日本の長期停滞と蓄積レジームの転換――「弱い企業統治」のマクロ経済学による分析(村瀬英彰・安藤浩一) 第8章 財政赤字と世代間の不平等――私的な所得移転からの視点(福田慎一・作道真理) 第9章 異次元の金融緩和政策――期待と影響の中間評価(植田和男)
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