内容
消費の問題は1990年代に盛んに研究・議論されましたが、消費文化の幅広さと多様性については十分に研究されてきませんでした。とりわけ、ライフスタイルやアイデンティティに関係する消費の意味は、経営学、社会学、カルチュラル・スタディーズ、メディア研究、心理学、地理学、政治学といった学問分野において、消費文化を検討することは非常に重要です。
本書は、消費文化について、その主要な側面を批判的に議論し、明確に解説するハンドブックです。国際的かつ学際的な執筆陣を迎え、消費文化のさまざまな面をカバーするよう、本書は以下の6部から構成されています。
Part 1: Sociology of Consumption
Part 2: Geographies of Consumer Culture
Part 3: Consumer Culture Studies in Marketing
Part 4: Consumer Culture in Media and Cultural Studies
Part 5: Material Cultures of Consumption
Part 6: The Politics of Consumer Culture
消費文化に関心をもつ学生および研究者にとって必携のハンドブックとしておすすめいたします。