若者の貧困・居場所・セカンドチャンス
稲葉 剛 著
著者紹介
内容
目次
【序】子ども・若者支援がめざすもの 「高校中退」から「セカンドチャンス」へ●青砥恭 【第1部】現場でいかす [現場のための「生活保護」入門]私たち自身のまなざしが問われている●稲葉剛 [現場のための「発達障害」入門]子どもの特性を医療の視点から理解する●黒田安計 [現場のための「相対的貧困率」入門]相対的貧困率と子どもの貧困対策法を考える●山野良一 [コラム]生きる場所はどこに①──自己責任論を超えて●戸高七菜 【第2部】現場からはじまる [市民が伴走する地域若者サポートステーション◎静岡方式]働きたいけれども働けない若者たちと●津富 宏+池田佳寿子 [学校と社会のすきまを埋める支援ネットワーク◎札幌]新規の来談、毎月40名●松田考 [少年院を出た若者たちのネットワーク]セカンドチャンスを支える 少年院出院者として●才門辰史 [地域でサービス、モノ、カネ、ヒト、情報がまわる仕組み◎横浜]就労支援から地域経済の再生へ●関口昌幸 [コラム]生きる場所はどこに②──子ども・若者の貧困と格差が日本社会に突きつけたもの●青砥恭 【第3部】視点をひらく [日本の現実と各国の若者政策]若者が自立できる環境をどうつくるか●宮本みち子 [普通に安心して働くことが困難な時代に]居場所という〈社会〉を考える●中西新太郎 [問題提起を受けてのトーク]見えてきた課題と新しい社会のモデル●松田考+宮本みち子+関口昌幸+中西新太郎+青砥恭
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