丸善のおすすめ度
赦すこと~赦し得ぬものと時効にかかり得ぬもの~(ポイエーシス叢書 63)
ジャック・デリダ
著
守中 高明
翻訳
発行年月 |
2015年07月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
140p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/哲学/フランス・オランダ哲学 |
---|
|
|
ISBN |
9784624932633 |
---|
|
商品コード |
1018128321 |
---|
NDC分類 |
135.5 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書/学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2015年08月3週 |
---|
書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2015/08/30、朝日新聞 2015/08/30 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018128321 |
---|
著者紹介
守中 高明(翻訳):守中高明(もりなか たかあき)早稲田大学法学学術院教授。詩人。フランス文学・思想専攻。著書=『終わりなきパッション』(未來社、2012年)ほか。翻訳=デリダ『コーラ』(未來社、2004年)同『精神分析の抵抗』(共訳、青土社、2007年)、ドゥルーズ『千のプラトー』(共訳、河出文庫、2010年)同『批評と臨床』(共訳、河出文庫、2010年)、ブランショ『他処からやって来た声』(以文社、2013年)ほか。
内容
現代最高の哲学者ジャック・デリダの晩年の問題系のひとつでもあった〈赦し〉の可能性 = 不可能性のアポリアを緻密に展開した論考。現代世界のユダヤ教・キリスト教・イスラーム教をめぐる錯綜する紛争やイデオロギーの争いのなかで、ジャンケレヴィッチの議論やハイデガーのナチズム加担の問題を軸に、赦し得ない罪をそれでも赦し得るのかという究極の問いを論じ抜く。訳者の力作解説付き。
【目次】
赦すこと――赦し得ぬものと時効にかかり得ぬもの
訳者解説 不 - 可能なることの切迫――来たるべき赦しの倫理学のために