発達<143> 子どものこころの健康
内容
目次
【特集】 Ⅰ 乳幼児期のこころの発達を見守るために 人間の発達と子どもの精神的健康(本城秀次) 乳幼児のこころとからだの発達を見守る保育(井桁容子) 幼児の仲間関係・集団の育ちと保育(奥山順子) 親と子の“関係性”の視点を大切にした支援のために(脇田菜摘・永田雅子) 発達の質的転換とその診断――1歳半までの発達と「つまずき」(白石正久) Ⅱ 関係、環境のなかで育つ子どものこころ 二つの社会的世界に生きる子ども(遠藤利彦) 養育・保育環境と子どもの精神病理の発達(菅原ますみ) 保育室の環境変成の試み――乳児保育所0歳児クラスにおける空間構成に注目して(村上博文) おもちゃでつながるコミュニケーション――「赤ちゃん木育ひろば」の遊びの事例から(石井今日子) Ⅲ こころの健康を支える子どもと家族への支援 保護者を支え、保護者と子どもとの関係を見守るかかわり(大竹直子) 健やかな発達を願って――乳幼児期の親子関係の問題とその支援(奥山眞紀子) 「発達障害」の早期支援のための連携協力――暮らしにくさをかかえた子どもたちの明るい未来のために(柳川悦子) お互いが依存しあえる障がい児者のネットワークづくりをめざして(宮崎勝宣) 【連載】 保育に活かせる文献案内‹連載 10〉 新制度を意識した保育の専門性をめぐる研究(汐見稔幸) ことばとコミュニケーションを科学する‹連載 10〉 動物との比較から見つめるヒトの視線(玉川大学赤ちゃんラボ) 子どもたちの情景―そばにそっといたおねえさん先生から見えたこと‹連載 4〉 ルールはルールだけど(ひらのゆうこ・浜田寿美男) 人との関係に問題をもつ子どもたち‹連載 85〉 意味を知りたい、共有したい~自閉症スペクトラムAくんの小学部三年間の育ちを振り返る~(《発達臨床》研究会) 霊長類の比較発達心理学‹連載 122〉 熊本サンクチュアリのチンパンジーとボノボ(平田 聡) 障がいのある子の保育・教育のための教養講座―実践障がい学試論【保育/教育指導編】‹連載 13〉 優れた実践を「示す」作法(佐藤 曉) 育つということ―発達臨床のフィールドから‹連載 22〉 育ちと関係の多様性 その2 学童期のともだち関係と発達の節目(山上雅子) 【発達読書室】 著者が語る「障碍のある子とともに歩んだ20年——エピソード記述で描く 子どもと家族の関係発達』(原 広治) 書籍紹介
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