ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

レジリエント・ヘルスケア~複雑適応システムを制御する~

Jeffrey Braithwaite (ジェフリー・ブレイスウェイト), Robert L. Wears (ロバート・ウィアーズ), Erik Hollnagel (エリック・ホルナゲル)  著

中島和江  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,850(税込)         

発行年月 2015年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 30p,315p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般
ISBN 9784872595352
商品コード 1019088753
NDC分類 498.163
基本件名 危機管理(病院)
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年01月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019088753

著者紹介

Jeffrey Braithwaite (ジェフリー・ブレイスウェイト)(著者):Jeffrey Braithwaite (ジェフリー・ブレイスウェイト)
BA, MIR (Hops), MBA, DipLR, PhD, FAIM,FCHSM. オーストラリアのニューサウスウェールズ大学のAustralian Institute of Health Innovation の創設者でCentre for Clinical Governance Research センター長、医学部教授を務める。ヘルスケアシステムの変化する性質を研究対象として、5,500 万オーストラリアドルの研究基金を得ている。500 件以上の論文等を発表。国内外500 以上の学会等で講演または座長を務め、60 回以上の基調講演を行っている。研究および教育において多数の受賞歴を有する。詳細はウェブページに記載あり。http://en.wikipedia.org/wiki/Jeff rey_Braithwaite
Robert L. Wears (ロバート・ウィアーズ)(著者):Robert L. Wears (ロバート・ウィアーズ)
MD, MS, PhD. 救急医、フロリダ大学救急医学教授、インペリアルカレッジロンドン臨床安全研究ユニット客員教授。救急医学患者安全財団の理事であり、Annals of Emergency Medicine,Human Factors and Ergonomics, Journal of Patient Safety およびInternational Journal of Risk and Safety in Medicine 等多くの学術雑誌の編集委員を務める。Patient Safety in Emergency Medicine および本書Resilient Healthcare の共同編者。研究テーマは、テクニカルワーク、レジリエンス・エンジニアリング、社会運動としての患者安全。
Erik Hollnagel (エリック・ホルナゲル)(著者):Erik Hollnagel (エリック・ホルナゲル)
PhD. 南デンマーク行政区品質管理センターのチーフコンサルタント、南デンマーク大学教授、
スウェーデンのリンショピン大学名誉教授。デンマーク、英国、ノルウェー、スウェーデン、フランスの大学、研究所、産業界において、原子力発電、宇宙・航空、ソフトウエア工学、地上交通、ヘルスケアなど、様々な専門領域における課題に取り組んできた。専門領域は、産業安全、レジリエンス・エンジニアリング、患者安全、事故調査、大規模社会技術システムの理解である。著者、編者として20 冊の書籍を出版し、そのうち4 冊がレジリエンス・エンジニアリングに関するものである。また多数の論文、書籍の章の執筆も行っている。近著に、FRAM‒the Functional Resonance Analysis Method(邦訳:小松原明哲訳『社会技術システムの安全分析―FRAM ガイドブック』、海文堂出版、2013 年)、
Governance and Control of Financial Systems、Resili…
中島和江(翻訳):中島和江
大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部部長・病院教授、医学博士。
神戸女子薬科大学、大阪大学医学部、フルブライト奨学生としてハーバード公衆衛生大学院修士課程卒業。大阪大学医学部附属病院第二内科、市立豊中病院内科、ハーバードリスクマネジメントファンデーション損失予防部等を経て、2007 年より現職。
 これまでに大阪大学医学部(医学科および保健学科)・歯学部・薬学部、東京大学、弘前大学、兵庫医科大学、兵庫医療大学、神戸薬科大学等で医療安全に関する教鞭をとる。
 International Forum on Quality & Safety in Healthcare 2013( London )日本救急医学会総会、日本脳神経外科学会学術総会、日本整形外科学会学術総会、日本胸部外科学会学術集会総会、日本呼吸器外科学会総会、日本循環器学会学術集会等、国内外の学術集会や医療機関等で招待講演多数。
 受賞歴に、第8 回日本e‒learning 大賞厚生労働大臣( 2011 年)、平成24 年…

内容

医療は時々刻々と変化する複雑適応システムであり、人々の柔軟性のある対応、すなわちレリジエンスこそがシステムをうまく機能させる源だとされている。
本書は、医療安全向上のため、「失敗の原因を特定して対策を施し、失敗をなくす」という伝統的なアプローチではなく、「うまくいっていることに着目し先行的に対応し、うまくいくことを増やす」というレジリエンス・エンジニアリングアプローチを医療に応用するための理論と手法を解説する。

目次

カート

カートに商品は入っていません。