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植物の世代交代制御因子の発見(シリーズ・遺伝子から探る生物進化 3)
榊原 恵子
著
斎藤 成也,
塚谷 裕一,
高橋 淑子
監修
発行年月 |
2016年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,170p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/植物学 |
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ISBN |
9784766422979 |
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商品コード |
1019445947 |
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NDC分類 |
471.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年04月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/03/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019445947 |
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著者紹介
榊原 恵子(著者):1973年生まれ。総合研究大学院大学にて博士(理学)取得。金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー博士研究員。専門は植物の発生進化。
内容
▼私が植物の発生進化を志すようになった理由(わけ) 私はつたない英語でABCモデルの提唱者の一人であるボーマン博士に自分を売り込んだ。「こんど、オーストラリアに研究室をもつと聞いたのですが、新しい研究室にヒメツリガネゴケの研究者なんていりませんか」「“How about me ? ”(私なんかどうですか)」 1980年代以降分子発生遺伝学が進展するなか、生物の形づくりにかかわる重要な遺伝子(発生遺伝子)がいくつも発見され、さらに進化的に離れた形が異なる生物間でも共通の発生遺伝子によってその形づくりが制御されていることがわかった。ここに発生進化学(いわゆる「エボデボ」)が誕生した。生物が共通にもつ発生を司る遺伝子、すなわち発生遺伝子に着目してその機能や発現を異なる生物間で比較すれば、生物が進化の過程で異なる形をもつようになった理由も説明できるのではないかと期待された。<「はじめに」より>