国際交易の古代列島(角川選書 567)
田中 史生 著
内容
目次
プロローグ ―交易史から国際交流を考える 一 東アジア海域交易圏と倭人の首長たち 1 東アジア海域交流・交易圏をさかのぼる 2 帯方郡から邪馬台国へ 3 卑弥呼の交易 4 倭人の首長と国際交易 二 対外戦争と国際交易 1 緊迫する東アジア海域と北部九州 2 軍事と交易 三 律令国家の成立と国際交易 1 隋・唐帝国の登場と列島の南北交易 2 整理される「内」と「外」 3 国際交易を管理する 4 交易にあらわれる中心と周縁 四 海商の時代の到来 1 海商の萌芽 2 日本で活動をはじめた新羅の交易者たち 3 帰化人か漂流者か、それとも商人か 五 唐物を求める政治 1 張宝高と文室宮田麻呂 2 皇位継承と唐物 3 唐物使の登場と大宰府 六 中国と日本を結んだ商人たち 1 在唐新羅人の交易ネットワーク 2 江南海商の対日交易 3 唐滅亡と日本の交易管理の行方 七 交易がつなぐ人と地域 1 交易港と交易港の間 2 交易者と仏教 3 交易列島の南・北 4 異文化間の交易者たち エピローグ ―中心と周縁の列島交易史
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