60の国・地域における労働・雇用法制の重要論点を、最新の立法や実務の傾向を踏まえて解説。各国の解説のほか、労働分野に関連する米国法（NLRA、OSHA、FCPA、ドッド・フランク法等）の域外適用、およびグローバルな雇用基準による自己統治についての章を設けています。
編纂にあたったLitter Mendelsonは、雇用・労働法の弁護士を千人以上擁して全米および世界各国で60を越える拠点を展開する、この分野における最大規模の法律事務所です。世界規模で労働法案件を取り扱ってきたLitter Mendelsonが独自の観点で論点を設定し、各国の代表的な労働・雇用専門の法律家がその論点に対して解説（日本の章はアンダーソン・毛利・友常法律事務所労働法グループが担当）。グローバルな経済活動によって増加する他国における労働・雇用紛争を回避するためのポイントをおさえた解説がなされています。

【章構成】　法源・採用・契約・差別・賃金・休暇・福利厚生・税務・雇用関係における知的財産権の取り扱い・
行動規範・プライバシー・代理人・職場安全・解雇・工場の閉鎖や事業売却、等

【収録法域】（各30～50ページ程度）
EU／アンゴラ／アルゼンチン／オーストラリア／オーストリア／ベルギー／ブラジル／カナダ／チリ／中国／コロンビア／コスタリカ／キプロス／チェコ／デンマーク／ドミニカ共和国／エジプト／エルサルバドル／英国／エストニア／フランス／ドイツ／香港／ハンガリー／インド／インドネシア／アイルランド／イスラエル／イタリア／日本／ヨルダン／ラトビア／レバノン／リトアニア／ルクセンブルク／マレーシア／メキシコ／モザンビーク／オランダ／ナイジェリア／パナマ／フィリピン／ポーランド／プエルトリコ／カタール／ルーマニア／サウジアラビア／シンガポール／スロバキア／南アフリカ／韓国／スペイン／スイス／台湾／タイ／UAE／米国／米領ヴァージン諸島／ベネズエラ／ベトナム