図説教養心理学 増補第2版
金敷 大之, 森田 泰介, 中田 英利子 著
内容
目次
第1章 パーソナリティ 1-1 パーソナリティの定義と理論 1-1-1 パーソナリティの定義 1-1-2 パーソナリティの類型論 1-1-3 パーソナリティの特性論 1-2 パーソナリティの理解 1-2-1 観察法と面接法 1-2-2 テスト法 1-3 パーソナリティの形成と変容 1-3-1 パーソナリティの形成 1-3-2 パーソナリティの変化 第2章 感覚・知覚 2-1 感覚・知覚とは 2-1-1 感覚・知覚の役割 2-1-2 感覚・知覚とは何か 2-2 感 覚 2-2-1 さまざまな感覚とその基本的特徴 2-2-2 感覚の限界 2-3 知 覚 2-3-1 知覚の種類 2-3-2 知覚の性質 2-4 認 知 2-4-1 カテゴリー化 2-4-2 選択的注意 第3章 学 習 3-1 条件づけ 3-1-1 学習とは 3-1-2 古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ) 3-1-3 道具的条件づけ(オペラント条件づけ) 3-1-4 本能から学習への進化 3-2 予期と認知構造 3-2-1 予期と洞察 3-2-2 認知構造 3-2-3 メタ認知 3-3 集団や社会への参加 3-3-1 学習と参加との関係 3-3-2 生活環境(ニッチ) 第4章 記 憶 4-1 記憶のしくみ 4-1-1 記憶の過程 4-1-2 記憶のモデル 4-2 作動記憶 4-2-1 作動記憶とは 4-2-2 リハーサル 4-3 長期記憶 4-3-1 長期記憶の種類 4-3-2 長期記憶の構造 4-3-3 長期記憶における記銘方略 4-3-4 長期記憶における忘却 4-3-5 長期記憶の変容 第5章 対人認知 5-1 対人認知とは 5-1-1 印象形成 5-1-2 対人認知に歪みを与える要因 5-2 対人認知を規定する要因 5-2-1 他者の要因 5-2-2 他者と自己の相互作用 5-2-3 認知者の内的要因 5-3 セルフ・スキーマ 5-3-1 セルフ・スキーマの情報処理機能 5-3-2 セルフ・スキーマと対人認知 第6章 感 情 6-1 感情とは何か 6-1-1 感情とその関連語の定義 6-1-2 感情の位相 6-1-3 感情の測定 6-1-4 感情表出の分類 6-1-5 感情体験の起源 6-2 感情- 行動,感情- 認知の関係 6-2-1 情動と生理的反応 6-2-2 覚醒とパフォーマンス 6-2-3 気分と認知 6-2-4 表情の認知 6-2-5 感情と記憶 6-3 感 性 6-3-1 感性とは 6-3-2 感性の測定と理解 6-3-3 感性評価の例とそのメカニズム 6-4 感情の共有と集中 6-4-1 対人関係における感情 6-4-2 特異な経験としての没頭 第7章 行 為 7-1 行為という概念,行為に関わる概念 7-1-1 行為 7-1-2 目標構造の中の行為:行為に関わる概念 7-1-3 行為の定義の難しさ:ヒトの認知の歪み 7-2 ヒューマンエラー 7-2-1 望ましくない結果 7-2-2 葛藤および干渉 7-3 行為の転移と熟達 7-3-1 転移および成績が促進される条件 7-3-2 行為の実行の困難さ:トレードオフと最適化 7-3-3 行為の熟達 第8章 知 能 8-1 知能の定義と測定 8-1-1 行為にともなう知能 8-1-2 知能の測定 8-1-3 知能テストの内容と問題 8-2 遺伝と環境 8-2-1 遺伝規定性 8-2-2 可塑性と適応 8-3 モジュールとしての知能 8-3-1 モジュール 8-3-2 g 因子への疑問 8-3-3 進化の観点から見たヒトの知能 第9章 発 達 9-1 発達の定義と規定因 9-1-1 発達という概念 9-1-2 発達の規定因 9-2 発達の理論 9-3 人生の各時期の発達 9-3-1 子どもの発達 9-3-2 青年期以降の発達 第10章 対人関係 10-1 さまざまな対人関係 10-1-1 関係の進展と解消 10-1-2 養育者と子どもとの関係(親子関係)と愛着 10-2 行為のタイミング合わせ 10-2-1 相互の働きかけのもとに 10-2-2 他者の見ているものごとを見る 10-2-3 行為,目標,そして目標構造の読み取り 10-3 相互のゲーム 10-3-1 学習は一方向ではない 10-3-2 お互いの存在を意味づける 10-4 精神間機能から精神内機能へ 10-4-1 対人関係における個人化の過程 第11章 集 団 11-1 集団の基本的特徴 11-1-1 集団の形成と魅力 11-1-2 集団規範 11-1-3 集団のコミュニケーション構造 11-2 個人と集団のかかわり 11-2-1 他者の存在の影響 11-2-2 集団から個人への影響 11-2-3 リーダーシップ 11-3 集団間のかかわり 11-3-1 集団の内と外 11-3-2 内集団ひいきと社会的ジレンマ 第12章 道具と文化 12-1 自明なこと 12-1-1 当たり前と気づかないぐらいありきたりなこと 12-1-2 道具と環境要因 12-1-3 透明な道具 12-2 道具による制約と支援 12-2-1 選択の可能性 12-2-2 道具がもたらす制約の源泉 12-2-3 制約が支援をもたらす 12-3 記号やシンボルの役割 12-3-1 記憶が人の外部にもある 12-3-2 いま・ここからの解放 12-3-3 制約と支援とが異なれば心も変わるのか 12-4 文 化 12-4-1 進化の観点から見たアーティファクト 12-4-2 アーティファクトによる適応 12-4-3 制約と支援としての禁忌 第13章 無 意 識 13-1 自 動 化 13-1-1 閾下の世界 13-1-2 潜在記憶 13-1-3 自動的処理 13-2 感情の転移 13-2-1 心的外傷 13-2-2 心的外傷と社会的事実との関係 13-2-3 心的現実としての過去経験の繰り返し 13-3 防衛と自己の構造 13-3-1 適応のための防衛 13-3-2 性衝動の転移 13-3-3 心の構造 13-4 神話と元型 13-4-1 個人的無意識と集合的無意識 13-4-2 神話と元型の機能 第14章 心理的支援 14-1 心の異常 14-1-1 異常の基準 14-1-2 代表的な精神障害 14-2 ストレス 14-2-1 ストレスとその様々な原因 14-2-2 ストレッサーになりやすい事象の特徴 14-2-3 ストレスへの反応と対処 14-3 不健康の理解と改善のための心理的支援 14-3-1 不健康の原因 14-3-2 主要な心理的支援 14-3-3 日本独自の心理療法 第15章 神 経 系 15-1 生命活動の一部としての神経系の活動 15-1-1 生命システム 15-1-2 神経系の発生 15-1-3 生体のリズム 15-2 ヒトの神経系の構成 15-2-1 情報伝達の観点から神経系を見ると 15-2-2 情報伝達の観点から末梢神経- 中枢神経を見ると 15-2-3 情報伝達の観点から高次の心的活動を見ると 15-3 神経系のミクロな活動 15-3-1 神経系の細胞 15-3-2 神経細胞における情報伝達 15-3-3 ニューロンやシナプスの変化 15-3-4 神経伝達物質 第16章 心理学の研究について 16-1 研究も行為である 16-1-1 心理学の研究目標 16-1-2 科学としての心理学,非科学としての心理学 16-2 研 究 法 16-2-1 研究の過程 16-2-2 研究法の問題点 16-3 研究の倫理と公共の福利 16-3-1 研究の倫理
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