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精神病と統合失調症の新しい理解~地域ケアとリカバリーを支える心理学~

A.クック  編
国重 浩一, バーナード 紫  翻訳
英国心理学会・臨床心理学部門  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,520(税込)         

発行年月 2016年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,205p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経科学
ISBN 9784762829345
商品コード 1020238959
NDC分類 493.7
基本件名 精神医学
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020238959

著者紹介

A.クック(編者):アン・クック(Anne Cooke)
本報告書の主題である種類の体験によって苦悩している人々と,長年にわたってNHS(ナショナル・ヘルス・サービス)で働いてきたコンサルタント臨床心理士。カンタベリー・クライスト・チャーチ大学の応用心理学ソロモンセンターの博士課程主任講師兼臨床部長。ピーター・キンダーマン教授とともに,本報告書の前身にあたる2000年に出版された報告書を共同で編集した。2010年に出版された、英国心理学会・臨床心理学部門の「双極性障害の理解(Understanding Bipolar Disorder)」の共同編集者でもある。
ツイッターアカウント:@AnneCooke14
ブログ:Discursive of Tunbridge Wells
国重 浩一(翻訳):国重 浩一(くにしげ こういち)

東京都墨田区生まれ
ワイカト大学カウンセリング大学院修了
鹿児島県スクールカウンセラー,東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て,
現 在:日本臨床心理士,ニュージーランド・カウンセリング協会員,ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランド マネージャー兼スーパーバイザー,カウンセラー
専 門:ナラティヴ・セラピー,スクールカウンセリング,スーバービジョン,多文化カウンセリング 
[主著]
「ナラティヴ・セラピーの会話術」金子書房,2013.
「震災被災地で心理援助職に何ができるのか?」(編著)ratik,2014.
[訳書]
G.モンク他編「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで」(共訳)北大路書房,2008.
J.ウィンズレイドとG.モンク著「ナラティヴ・メディエーション」(共訳)北大路書房,2010.
P.ホーキンズとR.ショエット著「心理援助職のためのスーパービジョン」…
バーナード 紫(翻訳):バーナード 紫(ばーなーど ゆかり)
東京都渋谷区生まれ
ロンドン大学教育研究所修士課程修了(英語教育)
ワイカト大学教育学部教育研究科ディプロマ修了(カウンセリング)
現 在:ニュージーランド在住 翻訳家,コミュニティ通訳士
[訳書]
G.モンク他編「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで」(共訳)北大路書房,2008.
J.ウィンズレイドとG.モンク著「ナラティヴ・メディエーション」(共訳)北大路書房,2010.
P.ホーキンズとR.ショエット著「心理援助職のためのスーパービジョン」(共訳)北大路書房,2012.
S.マディガン著「ナラティヴ・セラピストになる」(監訳)北大路書房,2015.

内容

なぜ人々は,時に声を聞き,他の者から見れば奇妙なことを信じ,現実離れした混乱の時を体験するのだろうか。最新の研究や当事者の体験談を豊富に引用しながら,精神疾患の「心理的・社会的な側面」に光を当てる。生活上の負担や影響を踏まえた支援のあり方を探り,多元的・複眼的視点からメンタルヘルスの制度改革を説く。

◆推薦のことば
知ることによって,初めて開く扉がある。本書には
「統合失調症の心理療法」をはじめ,たくさんの鍵が
秘められている。扉を開けるために必要なもの,
それはあなたの勇気だけだ。
斎藤 環(筑波大学医学医療系社会精神保健学 教授)

教科書的見解に慣れきった専門家にとっては,
時には自らの常識を揺さぶってみる機会を与えてくれるだろう。
村井 俊哉 (京都大学医学研究科精神医学教室 教授)

◆主な目次
第1部 「精神病」とは何か
 第1章 本報告書の内容――時として精神病と呼ばれる体験
 第2章 これらの体験はどの程度一般的なのか
 第3章 このような体験を精神疾患と見なすのは最良の方法なのか
 第4章 このような体験は人々の人生にどのような影響を与えるのか
第2部 原因
 第5章 生物学――私たちの脳
 第6章 人生体験とそれが私たちに及ぼす影響
 第7章 私たちが世界を理解する方法――「精神病」の心理学
第3部 何が支援となるのか
 第8章 問題をめぐる共通理解に到達すること
 第9章 自助,あるいは友人,家族,コミュニティによる支援
 第10章 専門家による実際面および情緒面の支援
 第11章 話すこと――心理的支援
 第12章 投薬治療
第4部 何を変えていく必要があるのか
 第13章 メンタルヘルスサービスは何を変えていく必要があるのか
 第14章 全体として何を変えていかなければならないか

目次

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