丸善のおすすめ度
働くことの哲学
ラース・スヴェンセン
著
小須田 健
翻訳
発行年月 |
2016年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
262p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784314011365 |
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商品コード |
1020278603 |
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NDC分類 |
366 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年05月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2016/06/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020278603 |
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著者紹介
ラース・スヴェンセン(著者):1970年生まれ。ノルウェーの哲学者。工場の清掃助手、スポーツライターなどの職を経て、ベルゲン大学教授。著書に「退屈の小さな哲学」など。
内容
働くなかで、私たちは世界に爪あとを残してゆく――生きてゆくにはなんらかの目的や意味が必要であり、そこに仕事は重要なかかわりを持ってくる。ノルウェーの哲学者が、幸福で満たされた生活を求めるうえで、仕事がどのような位置を占めるのかを探求する。「仕事は人生の意味そのものを与えてくれるか」「自己実現の神話を信じすぎることで、かえって仕事が災いになってはいないか」「給料の額と幸福感は比例するか」……「仕事とはなにか」という問いに手っ取り早い回答を提示しようとするのではなく、仕事のもつさまざまな側面に光をあて多彩なスナップショットを提示する。生きがい、意味、人生、実存。この本は暇と退屈に向き合うことを運命付けられた人間存在の諸問題に、〈働くこと〉という実に身近な観点から取り組んでいる。読者はここに、いかに生きるべきかという倫理的問いについての一つのヒントを手にするであろう。──國分功一郎