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仙人と妄想デートする~看護の現象学と自由の哲学~
村上 靖彦
著
発行年月 |
2016年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
241p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/看護学/看護学一般 |
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ISBN |
9784409940099 |
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商品コード |
1020314871 |
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NDC分類 |
492.901 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年06月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2016/06/19、毎日新聞 2016/08/21 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020314871 |
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著者紹介
村上 靖彦(著者):1970年東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。大阪大学大学院人間科学研究科教授。著書に「レヴィナス」「治癒の現象学」「摘便とお花見」など。
内容
医療の世界には技術、法、倫理の制約がある。しかし、それら外からの規範とは別に、看護師や家族、患者の間には、個々の状況に応じた自発的な実践のプラットフォームがうまれ、病のなか、苦しみのなかで、かすかな創造性を獲得する。それは自由と楽しさの別名でもある。重度の精神病、ALS、人工中絶など存在の極限に向き合う看護師の語りの分析が、哲学に新たなステージを切り拓く。「生まれてきてそして亡くなるという表現を野崎さんは何度も繰り返した。つまり死産の子どもにおいても「生」を確保することこそが重要になるのだ。実際には生きたことがないが野崎さんにとって仮想的に「生まれてきたぞ、そして亡くなったぞ」とみなされた赤ちゃんの「短い一生」の長さとはどのくらいのものであろうか。これはどのような持続なのだろうか。哲学のなかにこのような時間を語る言葉があるのだろうか。」(第八章より)