丸善のおすすめ度
治療のための精神分析ノート
神田橋 條治
著
発行年月 |
2016年05月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
185p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/精神分析 |
---|
|
|
ISBN |
9784422116167 |
---|
|
商品コード |
1020442937 |
---|
NDC分類 |
146.1 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2016年07月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020442937 |
---|
著者紹介
神田橋 條治(著者):鹿児島県生まれ。九州大学医学部卒業。鹿児島市にある伊敷病院に非常勤で勤めるかたわら、後輩の育成と指導に努める。著書に「精神科診断面接のコツ」「発想の航跡」「技を育む」など。
内容
「いのちの核はコトバでないものに支えられながら、ヒトの生はコトバによって支配されている」。著者は臨床の現場で、長くこの矛盾を乗り越えることをみずからのテーマとしてきた。コトバを治療の道具とする精神分析の治療の場で、文字言語を絶対的なものとせず、治療者と患者との間の時々刻々の関係性の変化に目をこらすことで、著者は治療の場に立ち上がってくるいのちの営みを掬い上げる。そうすることで、精神分析用語として知られるコトバの真に意味するところ、治療の本質を説いてゆく。精神分析の世界への導きに始まり、先達の教え(=理論)の咀嚼、さらには独自の技法と修練の方法を紹介するなど、半世紀以上にわたる臨床の集大成ともいえる著者、畢生の書。