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幕末外交儀礼の研究~欧米外交官たちの将軍拝謁~
佐野 真由子
著
発行年月 |
2016年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,403p,19p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784784218509 |
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商品コード |
1020563302 |
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NDC分類 |
210.59 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年09月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2016/10/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020563302 |
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著者紹介
佐野 真由子(著者):1969年東京生まれ。ケンブリッジ大学国際関係論専攻MPhil課程修了。東京大学博士(学術)。国際日本文化研究センター准教授。著書に「オールコックの江戸」など。
内容
近代外交の夜明けは幕末に―。
日本と欧米の国との正式な外交関係は、安政4(1857)年、アメリカ総領事タウンセンド・ハリスの登城・将軍家定拝謁をもって幕を開けた。
本書が取り上げるのは、徳川幕府終焉まで計17例を数えた、欧米諸国の外交官による将軍拝謁。幕府は自らの儀礼伝統に則り、同時に西洋の慣習とも齟齬のない形で、その様式を完成させていた。
当時、対外関係の第一線にあった幕臣たちのその努力こそ、わが国が世界の舞台に立つための第一歩であった。政治交渉の過程とは異なる次元で展開した外交儀礼の形成過程は、従来の研究で見落とされてきた、もうひとつの幕末史である。