データに基づく臨床動作分析
内容
目次
I 総 論 1 臨床運動・動作分析とは 1 臨床における運動・動作分析の目的 2 分析方法の分類 3 分析項目の要素 2 重心と関節運動 1 観察による重心の見方 2 関節運動の原理 3 運動軌道および運動パターンの形成 3 分析手順 1 日常動作分析 2 日常動作分析における要点と基準データ ①背臥位から長坐位への起き上がり動作 ②長坐位から立位への立ち上がり動作(床からの立ち上がり動作) ③ベッドでの起き上がり動作(背臥位から椅坐位) ④椅子からの立ち上がり動作 ⑤歩 行 3 日常生活分析における分析方法のまとめ ①正常からの逸脱の判断(定型性からの評価) ②正常から逸脱した運動パターンにおける分析(柔軟性からの評価) 4 日常動作分析における運動パターンの分析 ①運動学的観察 ②運動力学的分析 ③バランス要素 ④機能障害の推測 ⑤各動作において推測された機能障害の整理 5 特定課題分析 6 特定課題分析の身体運動学的解釈 ①椅坐位でのテスト ②膝立ち位でのテスト ③立位でのテスト ④上肢機能(上肢挙上に伴う肩甲上腕リズムの観察) 【コラム】 用語の整理 II 中枢神経疾患 1 中枢神経疾患における分析のポイント 1 はじめに 2 正常から逸脱した姿勢や運動パターンを形成する原因 ①筋緊張異常 ②運動麻痺 ③運動失調 ④感覚障害 ⑤高次脳機能障害 3 姿勢や運動パターンでとくに注目すべき点 ①連合反応(運動) ②共同運動 ③関節運動範囲の減少 ④関節運動の協調性低下(inter joint coordination) 4 各原因が及ぼす姿勢や運動パターンへの影響 ①筋緊張異常 ②運動麻痺 ③運動失調 ④感覚障害 ⑤高次脳機能障害 2 症例─脳梗塞後遺症 1 起き上がり動作 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 2 立ち上がり動作 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 3 歩 行 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 4 各動作において推測された機能障害の整理 【コラム】 観察から推測する筋緊張異常 III 運動器疾患 1 運動器疾患における分析のポイント 1 はじめに 2 正常から逸脱した姿勢や運動パターンを形成する原因 ①疼 痛 ②荷重制限 ③手術および骨折などによる禁忌肢位 ④変形(骨格系) ⑤神経絞扼 ⑥感覚障害 ⑦関節可動域制限 ⑧筋機能低下 3 姿勢や運動パターンでとくに注目すべき点 ①神経症状がない場合 ②神経症状がある場合 4 各原因が姿勢や動作へ及ぼす影響 ①疼 痛 ②荷重制限 ③手術による禁忌肢位 ④変 形 ⑤神経絞扼 ⑥感覚障害 ⑦関節可動域制限 ⑧筋機能低下 2 症例─変形性股関節症 1 起き上がり動作 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 2 立ち上がり動作 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 3 歩 行 ①全体像 ②矢状面 ③前額面 4 各動作において推測された機能障害の整理 【コラム】 ダーウィンに倣って 付 録 分析シート〔原本〕 索 引
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