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海鳥のモニタリング調査法(生態学フィールド調査法シリーズ 7)

綿貫 豊, 高橋 晃周  著

占部 城太郎, 日浦 勉, 辻 和希  編
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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2016年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 19p,136p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学
ISBN 9784320057555
商品コード 1020741063
NDC分類 488.6
基本件名 水禽
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年07月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020741063

著者紹介

綿貫 豊(著者):北海道大学大学院水産科学研究院教授。農学博士。専門は海洋生態学。
高橋 晃周(著者):国立極地研究所准教授。博士(理学)。専門は動物生態学。

内容

 気候変化と人間活動の影響を調べるにあたり,海洋生態系の変化に関する広範囲かつ長期間のモニタリングが求められ,さまざまなアプローチがとられている。その中でも海鳥は,魚種交替など魚資源の変化をふくむ海洋生態系の変化,生態学的あるいは生物学的重要海域,海洋汚染などの指標として利用でき,調査費用も他の手法に比べ安価で,海洋生態系指標として有用とされる。海鳥種の個体数減少には多くの場合人間が関与しており,絶滅危険性の判断,個体数変化の要因解明,保全活動評価のためにも,海鳥の数や繁殖成績についてモニタリングを行う必要がある。 そこで本書では,海洋生態系の変化に敏感だろうと経験的に考えられており,実際に世界各国の研究者が測っている項目の調査手法について取り上げた。異なる研究条件のもとで調査を実施する際にも,最低限,他の地域との比較が可能になるような手法,少ない労力で,わずかな訓練を行えば,だれでも実施できる項目を中心に紹介している。各章末には,それぞれの章で紹介した手法の理解を助けるため,関連した手法を使った研究例をトピックスとして掲載した。 調査にあたってのノウハウがふんだんに盛り込まれ,野外調査を行うにあたっての行政機関への許可や動物倫理の観点についても触れられた海鳥の調査に必携の1冊。

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