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クライエントと臨床心理士~こころの「病」と心理療法~

渡辺 雄三, 山田 勝, 高橋 蔵人, 石黒 直生  編
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価格 \4,620(税込)         

発行年月 2016年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 300p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784772415101
商品コード 1021968124
NDC分類 146.8
基本件名 心理療法
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2016年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021968124

著者紹介

渡辺 雄三(編者):1941年生まれ。臨床心理士。社会学博士(関西大学)。渡辺雄三分析心理室開業。人間環境大学大学院特任教授。
山田 勝(編者):1962年生まれ。臨床心理士。愛知県精神医療センター勤務。

内容

重篤なこころの「病」を抱えたクライエントと向き合う精神科臨床現場において、臨床心理士はどのようにかかわることができるのか。本書では、編者らが主宰する研究会での「事例報告・事例検討・事例研究」を通してお互いに研鑽を積んだ執筆者らによって、クライエントとの心理療法過程が描き出される。第Ⅰ部では、臨床心理士の職業的専門性や多職種との協働、また心理療法を行なう際の態度や姿勢についてなど、その基本的な方法を述べ、さらにクライエントと臨床心理士による心理療法という関係性のより中核的、本質的な問題を探っていく。第Ⅱ部は、第Ⅰ部での理論や方法を背景とした「こころの「病」に対する心理療法」の臨床実践の報告となっている。そこでは、統合失調症をはじめとする精神病圏や発達障害圏、その他さまざまなこころの「病」に苦しむクライエントの事例が克明に報告され、臨床心理士の仕事とそれを支える理論的背景について考察される。エビデンスや表面的な治療効果の追求の陰で、臨床心理士の仕事の本質的な意味が、ともすれば忘れられがちであろう。しかし、その意味を問い続け、クライエントと向き合い続けている執筆者らが本書で示す日常臨床の経験と思索の記録からは、多くの気づきと学びが得られるに違いない。

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