ホーム > 商品詳細
書評掲載
丸善のおすすめ度

重力波とはなにか~「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論~(ブルーバックス B-1983)

安東 正樹  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 2週間  数量 冊 
価格 \1,188(税込)         

発行年月 2016年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 317p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/理工学/天文学/理論天文学・天体物理学
ISBN 9784062579834
商品コード 1022067374
NDC分類 441.1
基本件名 重力波
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年10月5週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/03/19
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022067374

著者紹介

安東 正樹(著者):あんどう・まさき
1994年京都大学理学部卒業。1999年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。2007年東京大学大学院理学系研究科 助教。2009年京都大学大学院 物理学・宇宙物理学専攻 特定准教授。重力波を用いた新しい天文学を切り拓き,宇宙の高エネルギー天体現象やブラックホール,初期宇宙の姿などの直接観測から,新しい宇宙像 を得ることを目指し,重力波検出器の開発と,それを用いた観測に従事 してきた。

内容

2016年2月に大ニュースとなった重力波の初観測。それはいったいどんな意味をもつのか? 地球と太陽の間を「髪の毛の100万分の1」だけ伸び縮みさせるという小さな「時空のさざなみ」の観測が、なぜ人類にとって偉大な進歩なのか? 人類の究極の疑問である「宇宙のはじまり」を解き明かす鍵といわれる重力波の本質を、日本の重力波研究をリードする著者がやさしく、濃く、解説!


“ We did it ! ”(われわれはやりました!)
(2016年2月11日、記者会見に臨んだLIGOプロジェクトリーダー、デイヴィット・ライツェの第一声)

地球から太陽までの距離が、「水素原子1個分」伸び縮みするだけ――この絶望的に小さな波の観測に
人類は本気で挑みつづけ、アインシュタインの予言から100年で、ついに成功した! 
いったいどうすれば、こんな小さな波が見つけられるのか?
その波によって、なぜ「宇宙のはじまり」が見えるのか?
本書では日本の重力波研究の第一人者が、こうした根本的な疑問にやさしく答えていくとともに、
「宇宙の地平線」を出た重力波が「凍りつく」とはどういうことか?
一般相対性理論は、重力波によってどのように検証されるのか?
といった、これからの宇宙論や重力理論における最先端の話題も、濃く、深く紹介していきます。
重力波発見の意義が本質からわかる、わが国初の一般向け解説書です。

目次

カート

カートに商品は入っていません。