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ヒトラーの絞首人ハイドリヒ

ロベルト・ゲルヴァルト  著

宮下 嶺夫  翻訳
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価格 \5,280(税込)         

発行年月 2016年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 460p,64p 図版16p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784560095218
商品コード 1022712020
NDC分類 289.3
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2017年01月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022712020

著者紹介

ロベルト・ゲルヴァルト(著者):1976年生まれ。フンボルト大学、オックスフォード大学で学ぶ。歴史家。ユニヴァーシティ・カレッジ・ダブリンの現代史の教授、同大学戦争研究センター長。

内容

ホロコーストの悪名高い主犯の生涯 トーマス・マンに「絞首人」と呼ばれ、「ユダヤ人絶滅政策」を急進的に推し進めた、ラインハルト・ハイドリヒの素顔に迫る、初の本格的な評伝。戦間期と第二次大戦に至る欧州史の概観の中で、「絞首人」の軌跡を追い、ナチの人種政策、東欧占領政策の形成と展開、ナチ支配体制内部の陰湿な抗争、国防軍との競合も精細に描かれる。 ハイドリヒは1942年、在英チェコ亡命政府と英国が送り込んだ工作チームによってプラハ郊外で暗殺される。ベルリンでの大々的な葬儀で、ヒトラーは故人を称えたが、チェコ全土には戒厳令が敷かれ、レジスタンスや民間人にも残忍な報復が行われた……。本書はその死から始め、誕生まで遡って、38年の短い人生と家族関係、政治警察を一手に掌握して行われた、工作、迫害、虐殺の実態を活写する。ハイドリヒは晩年、ベルリン郊外のヴァンゼーで会議を主催し、「ユダヤ人問題」への対応をいっそう激化させる。ヒムラーと共に、ホロコーストの悪名高い主犯ともいうべき存在なのだ。 本書は最新研究を踏まえつつ、読みやすく描かれた、ドイツ現代史の俊才による大著。解説=増田好純。

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