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わたしはこうして執事になった

ロジーナ・ハリソン  著

新井 雅代  翻訳
新井 潤美  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,860(税込)         

発行年月 2016年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 369p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史
ISBN 9784560095270
商品コード 1022712021
NDC分類 283.3
基本件名 伝記-イギリス
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年01月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/01/22、朝日新聞 2017/01/29
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022712021

著者紹介

ロジーナ・ハリソン(著者):1899〜1989年。イギリス生まれ。18歳でお屋敷の令嬢付きメイドとしてキャリアをスタート。35年にわたりアスター家に仕えた。著書に「おだまり、ローズ」がある。

内容

華麗なる時代の最後の輝きの日々 登場するのは、『日の名残り』の主人公のモデルといわれる「クリヴデンのリー卿」ことアスター子爵家のエドウィン・リー、ニューヨークの英国大使館執事を務めた「執事の王子」チャールズ・ディーンら業界の名執事たちに、途中で他業界へ移ったひとりを加えた5人。 彼らはみな、18世紀後半〜第二次大戦前のイギリスで、地方の労働者階級の家に生まれて10代前半から働きはじめ、それぞれ異なるキャリアをへて執事への道を歩む。執事になってからの、大邸宅の日常や豪華な大イベントを取り仕切る責任者としての、驚くような仕事内容と、責任にともなう孤独な立場。チャーチル首相や王家の人々との関わり。そして、20世紀社会の激変に翻弄されながら、華麗な貴族の時代の終わりを目の当たりにする哀しみ……。華やかなまま引退する者もいれば、悲運に見舞われた雇用主一家にあくまで忠義を尽くす者、〝旧時代の雇い主〟の要求と〝新時代の部下〟という現実の板ばさみになって苦しむ者など、その結末はさまざまだ。 5人それぞれが一人称で語る人生の物語は、楽しい読み物であると同時に、20世紀イギリス史の貴重な記録である。

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